11代目新型シビックは319万円から 

ホンダの戦略とは乗り出し350万円以上のシビックを売ることなのか。
そもそもシビックというのは市民のクルマという意味だと聞いていた。
最低価格が350万円で市民のクルマになるのか。
アコードも10年以上前からクラウンより大きなフルサイズカー。
日本人には貧乏くさいフィットや軽を売ればいいというホンダの幹部の叫びが聞こえてくる。
シビックをよくよく見ると1.5Lターボというダウンサイジングを基本としている。これはVWを始めとするヨーロッパの潮流。さらにヨーロッパでは1Lターボモデルもあるらしい。
本来なら日本のフィットやベゼルに積むべきエンジンなんだけど、日本のホンダ車はいいエンジンを積むべきシャーシがないのである。HVでお茶を濁す程度しかない。そもそも日本でスポーツは売れない。本来がスポーツカーメーカーのホンダがそういう判断だから仕方がない。
たまにスポーツを出してもとんでもない性能かとんでもない価格で手が出ない。
ホンダのクルマの設計の哲学は私には容認できるものではないが、宗一郎亡き後のホンダの結論なんだろうね。
だめだった日産を立てお直したゴーンが支持されたのは、スカイラインやZを切り捨てなかったこと。今のトヨタの隆盛もレースが好きな若い社長が引っ張っていること。ジジイや見かけだけが立派なミニバンが好きなお父さんたちに気に入られるクルマばかり作っていてはメーカーとしては利益が出てもそれ以上はない。
車内が広い、燃費がいいというのを好む人達に格安なクルマを提供かるだけでは未来はないのである。

もう一つ
コロナ感染で新しいフェーズに入ってきた。
それはデパートや商業施設でのクラスターである。
今までは生活必需品を購入する程度では行動の規制はなかった。
スーパーではなくデパート、コンビニではなくスタバがニュースになっていた。
生活必需品とはいい難い施設ではあるが、普通の接客でも感染拡大というのは興味深い。
このまま進んでスーパーや電車内での感染が報告されれば日本でもロックダウンということになるだろう。
他国に比べて衛生環境がいい日本でこれだけの拡大を許した政府、行政の責任は大きい。
私の秘策を書こう。
土日休日に駅の入口で遊びに行きそうな若い人たちに制服警官が「不要不急ですか? どこの高校(大学)ですか? お仕事は何ですか。身分証があったら見せてください」とやればどうだろうか。
今からでも遅くない。浦和、与野、松戸、柏、市川、西船橋、新浦安、川崎、大船、三鷹、八王子など(JR駅、私鉄も同様に)で制服警官や制服自衛官が「不要不急ですか、身分証を」と声掛けするだけで絶大な効果があると思われる。