ホンダシビック、北米で10代目発売

自動車のニュースでネットで話題になっているのが
新型のプリウスシビックの話ではない。
シビックは日本では消え物だから、ちょっと違うかもしれないが
プリウスに至っては日本国内でも記録的に売れた、売れる予定の車種。
その新型発表をアメリカで先にやるというところが問題なのだ。
早い話が日本市場など屁とも思っていないのだ。
シビックにしてもホンダでは売れ筋の中心車種、の位置づけのはずだったが
日本では本来のシビックの立ち位置にはフィットがいて
シビックは全く売れずに消え物になってしまっている。
日本市場はちゃちな軽自動車と1.3クラスのコンパクト。
ちょいと金持ちはHVか豪華な装備だけの3列シート車。
高齢化とクルマ離れが進んで市場に旨味がない。
その証拠に日本では消え物になったシビックの最終型は
全幅1750クラスの3ナンバーだった。
次期シビックを画像で見る限りアコードよりやや小さい程度の
全幅1780から1800ぐらいだろうか。
我が家の近所の畑沿いの道をこんなクルマが入ってくれば
すれ違う時随分バックするハメになるだろうね。
ホンダが4輪進出の初期からあるブランド名だとされているが
少なくとも日本では全く異質で場違いなクルマになってしまっている。
ところがホンダは軽自動車とフィットのヒットで国内の業績も良いそうだ。
ホンダDNAの中心車種のシビックやアコードはこれが正常進化なのかもしれない。
早い話が日本人と日本市場を当てにしていないということだ。