“ドン・ファン”元妻逮捕

テレビをつけるとこのニュース。
生前の“ドン・ファン”の映像が流れる。
取材時75歳以下なんだけど喋り方歩き方はヨボヨボのジイさんという感じだ。
会社経営、億万長者としてはちょっと弱いなあ。
話の内容もこれは何万円だの、現金で何万円持っているだの金の話題のみ。
ここからは私の推理。
ドン・ファン”はアルツハイマーなどの病気にかかっていたのかもしれない。
死に至る病気なのかボケていくのかはわからないがボケて記憶がなくなるのは死ぬのと同じだ。
頼りになる肉親はいない。
死ねばハイエナのように相続に群がる親族はいるかも知れない。
そんな奴らに苦労して貯めた金を取られるのは面白くない。
かと言って独り身でいても結果は同じだ。
残り少ない脳で考えたのが、今回の事件である。
女遊びの人生、最後もパーッと遊ぼうと考えたか。
そして選ばれたのが彼女である。
性格は悪そうだし、自分の面倒をみてくれる雰囲気はない。
何より見た目も化粧でごまかしているが笑うと歯茎が出る美人とは言い難い。
月100万円で雇うように結婚したというが嘘ではないようだ。
そしてわずか数ヶ月で女は行動に出る。
ドン・ファン”は殺されることを予感していたのかもしれない。
この女はいずれ逮捕される。
多少のお金はつかむだろうが幸せはつかめない。
汚れた財産はマスコミの興味の的となり、相続を名乗り出ればテレビに映ることになりバッシングされる。
ドン・ファン”はこの結末を望んでいたのではないか。
まるで横溝正史の小説のようである。