3万円

東証終値、30年半ぶり3万円台
というニュース。
コロナで鬱々としている中で株式市場だけが好景気である。
実態のない好景気、バブル期以下の悪い状況だ。
理由はたった一つ。
コロナのためにとんでもない金額の血税がばらまかれている。
本来は困っている人に使われていると思いたいのだが、この資金が株式市場に流れているとしか思えない。
財務大臣も言っていたが孫子の代までこの借金は残るわけで。
コロナが落ち着き次第『コロナ復興税』なるものが設定されると同時に消費増税も視野に入っているとか。
私達はこのあと何十年も株で儲けた人の儲けの分を納税することに、なんともやりきれない。
バブル期と違う点がいくつかある。
一つは、札束をびらびら振り回している人がいないということ。
今どき「儲かっています」とテレビに出る人は一部の芸能人以外いなくなった。
一つは、儲けの下地が分散されている。
バブル期は不動産が下地になっていた。
不動産投資すればとりあえず儲かったわけで。
令和の今は絶対儲かるというものがない。
ある意味分散されている。
うがった見方をするならコロナというマイナス要素が鍵になっているのかな。
震災直後の民主党政権の時、平均株価は8000円程度だった。
それが10年で3万円である。
アベノミクス効果とコロナで立派なバブルとなった。
ただし、私には91年当時も21年の今も全然恩恵がない。