デリカとスープラ

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バブル期の傑作自動車はいろいろあるが三菱の四駆勢の快進撃は素晴らしい。
バブルパジェロの話は前回ここで書いた。
今回はバブルデリカスペースギアである。
デリカというブランドは以前から三菱の商用車、3列ワゴンで存在したが
クロカンのシャーシに3列シートボディを載せたスターワゴンにはビックリした。
こどものいる家族のお父さんが四駆乗りだと選択肢はこれしか無かった。
そして、バブル期に出てきたのが、これでもかと押しが強いスペースギア。
業務用のような先代に対して、デザインも乗用に特化してきた。
四駆のシャーシにハイルーフと存在感は抜群。
私もビッグホーンロータスを購入するとき競合させたクルマである。
当時、家を新築した私は駐車場のカーポート屋根を作るとき、スペースギアにルーフキャリアを
つけても頭が引っかからないよう余分に金を払ってハイルーフのカーポートを発注した。
ビッグホーンもルーフキャリアをつけると適度に背が高かったので良かったけどね。
今となっては乗用車のみなのでハイルーフでは雨が吹き込みやすくてちょっと困っている。
さて、もう一台はバブルのスープラである。
もはやスーパーカーのイデタチだ。
2位にセリカが来ているからトヨタの一人勝ちだね。
スープラがベストのデザイン性能とは言わないが、スポーツはこうあるべきというテーゼである。
3位にNSX、これまたバブルの名作である。
今やすべて消え物になってしまったのは残念でならない。
来年、トヨタが久しぶりにこのクラスのスポーツクーペを出すとのことだ。
もう15年も過ぎていたのだね。
ちなみに86の再来とアナウンスされているがこれはウソ。
エンジンもボディも86レビンとは似つかないおおきさ。
セリカスープラの再来という方がより正確だと思う。