トヨタ、全店で全車販売

おっと、今さら感が強い。
記事を読むと面白い。
トヨタは現在、高級車中心のトヨタ店、中級車のトヨペット店、大衆車のカローラ店、
若者をターゲットにしたネッツ店の四つの販売系列を展開。
それぞれ専用の販売車種を用意するなど、系列ごとに顧客層のすみ分けを図ってきた。
ヴェルファイアはおっさんが好んで乗っているし
ヴィッツはおじいさんクラスの人がよく乗っている。
プリウストヨタ店専売の時は老いも若きも、という感じだった。
そもそもが、高級車とか若者とかを大きい会社のおじさんたちが勝手に決めている
というところに歪みがあったわけで。
それでもバブル期前後にはマークツー3兄弟とかタコツーとか
同じ車を名前を変えて併売していたわけで。
無駄な棲み分けは営業マンの首を絞めている。
今となっては売れ筋のHV専用車やシエンタといった売れ筋は併売になったり
垣根が徐々に取り払われてはいるが。
売れ筋のヴェルファイアやボクシィをネッツに持っていかれている
他店の営業マンは苦々しい思いをしている。
バブル期のクラウン、90年代エスティマ、2000年代のプリウス
そこそこいい思いをしたトヨタ店も今となっては売れ筋は併売車種。
苦しい展開になっている。
もう一つの問題は、全車種併売、車種の整理となると次に来るのは販売店の整理だな。
ビスタ店がなくなって整理されたように。
個人的にはコロナカリーナマークツーが消え物なのは仕方ないと思っているが
ここは一つ、アウディVWボルボやDSなどのOEMで高品質中級セダンを併売して欲しい。
これら欧州車はものすごく高品質なのに、3年後5年後の査定価格はひどすぎる。
いい車はそれなりの査定価格で取引されるべき。
トヨタブランドでアウディA4やゴルフGTIが乗れれば売るときも満足できるだろう。
多分こんな話はだめなんだろうけど。(笑)