2020年東京五輪・パラリンピックに関連する経費が昨年度までにすでに
8000億円を支出し、今後総額3兆円規模に膨らむ恐れがあることが分かった。
「世界一コンパクトな五輪に」の理念を掲げ、招致時には総額7340億円と
見積もられた東京五輪の経費は実際には4倍を超える試算となった。
というニュース。
さらに
会計検査院が調べたところ、国の支出は約8千億円で、
大会組織委員会が最新の予算として示している1兆3500億円に含まれる
経費以外に、約6500億円が計上されていたことがわかった。
というニュース。
もうめちゃくちゃなんだよね。
予算より余分に支出されるという意味が私の弱い頭には理解不能。
少なくとも私の務める公共機関では考えられない。
さらに報道を見ると「経費以外に」というところがひどい。
どこかの地方の町村に水素自動車と水素ステーションに補助金が出ている。
五輪に無理矢理結びつけて予算請求したのだろう。
ひどいのは「五輪」がつけば予算が通ってしまっていること。
一事が万事、そんな不正が数千億円あるということだ。
これは不正、詐欺である。
東京五輪招致は国民の総意ではない。
中国人などの外国人観光客が増えることも総意ではない。
少なくとも私が反対する理由は、こんな感じで「五輪」にぶら下がって
血税を貪る奴らがこれだけいるのである。
子供の通う公立学校のトイレは昭和レトロ、タイルが薄汚れた
和式便器が並んでいる。扉は薄汚れた木製である。
五輪や外国人観光客をありがたがる前に、血税の使いみちはあるだろう。
さらに今日のニュース。
スイミング(OWS)で使われるお台場海浜公園の水質について、
大会組織委員会と東京都は、今夏の調査結果を発表した。
大腸菌の量が競技団体が示す基準値を超える日もあったが、
ポリエステル製の膜「水中スクリーン」を3重に張り巡らすと、
調査期間全てで基準内になった。
というニュース。
なんだかすごく良いニュースの扱いなんだけど、よくよく考えるとおかしい。
スクリーンで囲わないと、大腸菌がいっぱいの海で泳げ、ということ。
「大腸菌がいっぱいですが、スクリーンの内側なら基準値以内です。」
学校のプールでこんな発表したら、親からクレームの嵐だ。
出川哲朗なら「お前らバカか」と怒鳴るに違いない。
2020東京五輪、何か大きな間違いがある。