500をごひゃくと読んではいけない。
チンクエチェントと呼ぶのが正しい。(正しい発音はわからないが)
現在もフィアットから500が売られている。
あれをオリジナルと思ってはいけない。
2代目の500を2007年に現代風にリメイクしたものだ。
普通はリメイクするといかにもイマ風になってしまうのが常。
例えばビートル、例えばマスタングなど。
ところが現行の500は見事にノスタルジックだ。
ところが実際に本物の2代目500を見ると現行車が現代風にリメイクしたものだとわかる。
完全にルパン三世の世界である。
本当に体格のいいイタリア人が乗っていたのかいささか疑問ではあるが。
どこの国でも(アメリカは除かれる)60年代までの大衆車はこのくらいだったのである。
その上、小さいことが決して引け目にならない素晴らしいデザインである。
