パソコンに強くなるにはデジタルを使うこと

パソコンといえば本体、キーボード、マウス、モニタの
集合体というのが一般認識。
もちろんその通りであるが、現代社会においてコンピューターといえば
ほとんどの電化製品が対象となる。
炊飯器や冷蔵庫といった白物家電も細かい温度管理やタイマー機能など
マイコンなるコンピューターで制御されている。
デジタル家電ともなればその機能や動作はパソコンと何ら変わりはない。
携帯やDVDレコーダーなど電源を入れると会社のロゴが表示されてから
しばらくしてようやく使える状態になる。
これはパソコンの電源を入れた後Windowsのロゴが出るのと同じ原理だ。
パソコンが苦手だという人はこれらデジタル家電も使えていない。
こどもたちが最新型の携帯電話を欲しがるのは、付加機能の
音楽再生や動画再生、記録機能が欲しいからだ。
音楽、画像、動画の順にどんどん記録再生のためのCPUやメモリの
高性能化が必要になる。また、ダウンロードするための回線速度も
同様に高速なものが必要だ。
メールや文字情報のネットをやるだけなら5年前の携帯電話で十分だし
同様のことがパソコンでも言えるわけだ。
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さらに大画面に対応する高画質の動画(デジタル放送など)を記録再生するには
BD(ブルーレイディスク)が必要になる。
記録されている5.1ch音声再生には専用のデコーダーとスピーカが必要。
パソコンが苦手、デジタル機器が苦手という人に共通するのは
上記のような高画質、高音質に興味がないこと。
現行の地上波のTVの情報やバラエティ番組で十分満足している人。
音楽や映像や情報に対して欲や向上心のない人は残念ながら
なかなか苦手は解決しないように思える。
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まずはデジカメでも購入して1泊程度の小旅行をすると良い。
カメラのメモリに500枚の写真が撮れない人、
つまり撮りたいものが無い人はデジカメ自体も必要ないと言うこと。
(もちろん記録や記念としての写真を撮るという目的はあるが)
これでは上達のしようもない。
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