シルビアとポルシェ928

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この写真をブログにアップすべきかどうか迷ったがせっかくだから。
どちらも私とは縁のないクルマである。
ポルシェにしても911に80年代に一度だけ試乗しただけ。
928は924とともに賛否の別れるポルシェである。
ポルシェと言えば911に代表されるRRか936やボクスターのMRというのが伝統。
ところが、この時期ポルシェがFRを発表して話題となった。
うまいことアイデンティティをとりいれたデザインはかっこいい。
それでもあまり評判は良くなかったらしく、これ以降モデルチェンジされること無く消え物になった。
ポルシェはポルシェであるべきという結論だったのか。
ところが20年たってからカイエンやらパナメーラといった邪道ポルシェが再び販売されることに。
古い考えの私は『こんなんじゃなあ』と思っていたのだが
時代が変わったのか案外評判が良いそうである。
もう一台。
これは日産シルビアの初代である。
私が生まれた頃のクルマである。
知る由もない。
モーターショーのテーマ館で見たことがある、程度の知識しか無い。
まったく日本車に見えないデザインは素晴らしい。
モーターショーへの参考出品車がそのまま市販化されたという感じだ。
いま見てもよく見えるのがすごい。
シルビアという車名は90年代まで続いていくのだけどそれぞれの世代は
まるで違うクルマなのが楽しい。
時代に翻弄された迷車である。
それでも最後まで2リッタークラスのクーペボディのスペシャルティカーだったことは評価に値する。
シルビアが最もシルビアらしいのはこの初代だと思うのは私だけか。