東京モーターショーで新型プリウス

テレビニュースでモーターショーネタ。
若者のクルマ離れに歯止めをかけたい、という。
なんとなくネタバレしていたが、実際、ダイハツのCMのような話。
別にクルマがどうこうではない。
さらに自動ブレーキ、自動運転、自動車庫入れ、自動のオンパレード。
若者だけでなく、マスコミもメーカーもクルマに興味が無い。
例えば
日本のベストセラーのプリウス
ヨーロッパのベストセラーのゴルフ。
車格も値段もほぼ同じ。
どう転んでもゴルフのほうが加速もいいし、ボディがしっかりしているし
よく曲がるし、内装の質感も良い。
プリウスは燃費が良い。
年間1万キロ、リッター10キロとして1000リットル13万円のガソリン代。
プリウスは燃費が2倍良いとすれば65000円である。
300万円で6万円なら2%である。
そのために加速も質感も全て目をつぶってプリウスを選ぶ。
とすれば、それはクルマが好きとは言えないだろう。
本当の合理性と経済性をクルマに求めるのならアルトかミラを選択すべきだ。
もう一つ
この10年モーターショーに行かなくなった。
一番の理由はつまらないから。
クルマは走ってなんぼのものである。
止まっているクルマを見てもそんなに楽しくない。
近未来のクルマを見るのも悪くないが、実際は近くで見ることができないし。
大抵の展示車は数ヶ月以内にディーラーで見たり試乗したりできるわけだし。
もう少し夢とかわくわく感とかクルマに求めて欲しい。
燃費がすごくいい、というクルマを遠くから見てもわくわくしないよ。