日本自動車博物館の展示車。
スバリストとしてやはり目を引くのがアルシオーネである。
初代はレオーネの派生車種として85年に発売した。(派生かどうかは私の私見だが)
当時はやりのリトラのクーペ。
クルマに詳しくない人はEXAなのかトレノなのかフィアットなのかフェアレディZなのかアコードなのか
スタリオンなのかよくわからない感じになってきた。
スバルにしてはなかなかスタイリッシュでいいではないか。
何よりもレオーネからの伝統の4WDは他社ではなかなか無い。
1.8ターボに試乗したことがあるが身の丈にあったパワーと足回りで運転しやすい。
限界はそれなりに低いけどだからこそ私のようなシロウトでも楽しめる。
そしてバブル時代になってスバルでもソアラに対抗するクルマを出した。
アルシオーネSVX
アルシオーネのモデルチェンジではなく別の車種と分類する人が多い。
確かにぱっと見は別物である。
泥臭いスバル車とは思えない流麗なスタイル。
これまでのスバル車にはない3L超の大排気量。
今でも名車として語り継がれている。
今年の秋にスバル店に遊びに行ったら駐車場にこれが置いてあった。
いま見てもいいよねえ、と営業マンと話していたっけ。
試乗する機会は無かったのが残念。
もう一つ
最後にクルマ通の私もぱっと見てどこのクルマかもわからなかった一台。
ジオット・キャスピタ
調べてみるとスバルが開発したスーパーカー。
1988年に服飾メーカーのワコールの出資で設立された会社「ジオット」が企画し、
レーシングコンストラクターの童夢が開発・製作を行い、
1989年に市販化を前提に開発、このクルマはモーターショーに参考出品されたそうだ。
エンジンは当時スバルが開発していたF1用の12気筒48バルブエンジン。
エンジン開発がうまくいかずF1参戦は断念、その上バブルもはじけてしまって
市販されることは無かったそうである。
