高台に住宅地・エコタウン…首相が町づくり構想

黒澤映画の名作「天国と地獄」のワンシーンのようだな。
貧乏な犯人が高台に住む金持ちを妬むシーンである。
だれだって眺めのよい高台に住みたいのだよ。
ところがもともと田んぼや湿地だったところに住む人達には理由がある。
大抵の場合がカネがない。
もともと東北地方の地方都市のはずれは土地が安い。
なのにわざわざ金のかかった造成地の高台に住もうというだろうか。
そうでなくとも被災した人にはカネがないのだ。
もともとの土地の数倍もする土地に安全だからと引っ越すだろうか。
そして特に鼻につくのが『エコ』である。
なんでもエコをつければかっこがつくと思っている浅はかさが今の政権。
自民党政権から始まったエコとばらまきの体質が今の政権になって鮮明になった。
(今回の予算でもわかる)
そんな平和ボケした頭で大災害の被災地を助けることができるのか。