家庭用太陽電池と燃料電池その二

さて、燃料電池
水に電圧をかけると+極に酸素、-極に水素ができることは中学で習う。
その逆の反応が燃料電池だ。
酸素は空気中のものを使うのだが水素は調達しなければならない。
家庭用は水素ボンベではなく都市ガスを使う。
メタンガスなどから水素を分解して取り出すという。
従って燃料電池は都市ガス会社が斡旋している。
燃料電池は水素の酸化反応とも言えるので理論的に発熱する。
その熱を給湯に使う。
燃料電池ユニットの横に深夜電力給湯器のような細長い筐体が並ぶ。
この家のシステムでは発電機が二つあることになる。
太陽電池は自然利用なので原則明るい時間帯に発電。
仕事や学校があるうちではひたすら売電になる。
燃料電池は電気使用量を検知して運転をするそうである。
一週間ぐらいで運転パターンが確立するそうだ。
基本的にお湯を沸かす分は運転することになるだろう。
ガス会社の営業マンにガス料金を聞くと普通の生活より使用量は何割か増加するそうだ。
ところがこのシステムに加入するとガス料金の単価が割引になるとかで
実質的には料金は微増ですむと言っていた。
その分電気料金が大幅に安くなるので光熱費は下がるとの見方。