家庭用太陽電池と燃料電池その三

太陽電池燃料電池も環境に優しく光熱費も抑えられるというのだけなら万々歳だが
実際は設置するときのイニシャルコストがかなりかかる。
まず太陽電池は定価で考えると大きさにもよるが200万円程度かかると言われる。
よほど都合のよい計算でも減価償却は20年程度というのが定説だった。
ところが太陽電池の普及は国家プロジェクトとのことで優遇がある。
政府からの補助金、そして住宅メーカーからの補助金で数十万円安くなるそうだ。
さらにドイツなどが行っているように太陽電池での売電するときの単価をほぼ倍で買い取るようになった。
この制度のおかげで元を取るのに10年を切り早いと7年程度で減価償却、利益になるそうだ。
次に燃料電池のコスト。
定価は300万円、壊れるまで減価償却は無理なようだ。
ところが政府からの補助金、住宅メーカー(都市ガス)からの補助金がのっかる。
さらにこのメーカーでは特別キャンペーンとかで設置に100万円を切る金額にすると言う。
こうなるとちょっと前まで主流だったガスヒートポンプ発電とほぼ同額のコストですむ。
補助金頼みではあるがこのくらいの金額になってくれば購入設置した方が得のような気がする。