もともと北総線はそのスジの人には人気がある。
北総線自体が当初は北総・公団線と言われていて2社の線であった。
さらに高砂から京成と相互乗り入れ。
さらに押上から都営地下鉄と相互乗り入れ。
さらに泉岳寺から京急と相互乗り入れ。
5社の車両が行き交っていた。
あまりにも高額な運賃の批判もあり北総線は統一されたが。
特に色が派手な京急の車両は目を引く。
本来ならもっとおしゃれな特急車両を投入して欲しいのだが
ネックになるのが都営地下鉄線内。
速度は稼げず、駅間が短かい。一部の時間にエアポート特快が運転されるが
待避線がないので先行車を気にしながらゆっくり走る。
高性能な車両が今ひとつ生かされない。
***学園祭のクレープワゴン車で爆発、2人やけど
今回の事件はたいしたことなくてよかった。
私が、正確には私だけが思うことがある。
文化祭に模擬店はいらないこと。
焼きそばやお好み焼きなど模擬店は文化祭の華である。
ところが私は学生生徒のころからやりたくなかった。
理由はたった一つ。
普段からやっていたから。
我が家は貧乏だったため、中学生の頃から親戚の家業の手伝いなど
就職するまでひたすらバイトに励んでいた。
半分以上が接客の仕事。
いつも「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」を連呼していた。
せっかくの学校の文化祭でまたバイトの続きをやるなんてうんざりだった。
ところが良いところの子女たちは、お店屋さんごっこをしたがるのである。
小売業をしている人、経験された人ならわかるが、
一個数円から数十円の儲けのために毎日、苦労してお客に接する。
大変な仕事である。
今月は携帯のダウンロードをやりすぎて1万円になっちゃった、
なんてほざく娘がいたら親としてはぶん殴りたくなるだろう。
それをあそび感覚で損得勘定なしでお店屋さんごっこをやろうとする
高校生や大学生が嫌いなのである。
文化祭は文化のお祭りである。
もっと文化的な発想ができないものかと思うのだが。
ちなみにそういう私は
高校時代は文芸部で文集をつくっていた。
大学時代は写真部で写真展にだすパネルを制作していた。
極めて文化的な文化祭を過ごしたのであった。