京急 「エアポート快特」品川羽田空港間1分短縮!

JRの羽田乗り入れ、モノレールの東京駅計画など
京急を取り巻く環境は悪くなるばかりだ。
蒲田の高架工事など実はこれまで多額の投資をして整備してきた。
お陰で羽田利用客のかなりのシェアを獲得したのも事実。
それを追撃する形でのJRグループの計画と言えなくもない。
あまり話題にならないのだけど、この路線のもう一つの売りは
羽田成田の直通運転なんだけど。
北総線と成田空港が京成の線路で結ばれたことによって
成田と羽田の乗り換え輸送を担うはずだった。
ところが時を同じくして羽田の国際化が進んでしまい残念な感じに。
成田でも国内線の発着を増やして成田空港で乗り換えできるようになったこともある。
ところがである。
沿線に住んでいる私は羽田利用の時、この路線に乗るのだが
成田から羽田に向かうエアポート快特は1日数本。
早朝など時間も限られている。
京成も成田羽田にはそれほど執着がなく、上野成田空港を中心にダイヤを組んでいる。
京成にとっては都心と成田空港という動脈というスタンスでいいのだけど
京急や都営や北総にとっては羽田成田という路線を軽視してはいけない。
例え、需要が少なくても羽田成田を90分などと宣伝していないと
JRに持って行かれてしまうことになる。
羽田空港駅で待っていても朝夕はほとんど印旛日本医大駅へいく鈍行ばかり。
名前はエアポート急行となっているが、通過駅は京急本線の数駅だけ。
エアポート快特より高砂までで15分、新鎌ヶ谷で20分も余分にかかる。
50km先の千葉県方面を目指しているのに
穴守稲荷や地下鉄線内や四つ木や新柴又などを全部停車していくのは
乗っていてかなり辛いのである。