昨夜のTVその3、アナザースカイ

ゲストは、登山家の栗城史多
若くして、世界の山々の登頂記録を打ち立ててきた栗城史多
現在も、世界最高峰・エベレストへの単独・無酸素登頂挑戦のため講演活動を続けながら準備を進めているそうだ。
冒険家としての仕事が講演活動というのが泣かせる。
確かに「冒険家」という職業はどうやって生活費を捻出しているのか疑問だった。
そして彼の面白いところは若者らしくビデオカメラを回し続け自分を撮影する。
単独登頂が多い彼は三脚を立てて自分が歩いている姿を撮影してまた戻って三脚を回収する。
テントの中でも酸素が薄くて苦しいとつぶやく自分を撮影している。
さらにその姿をネット配信して「がんばれ」というコメントをもらっている。
単独登頂とか言いながらやたらネットの住人にこびたような行動が鼻につく。
それもこれも資金集めだといわれれば納得もするが、なにも知らずに映像だけ見れば
どれだけナルシストなのかと思ってしまう。
冒険家たるもの冒険に対してはもっとまっすぐに向きあって欲しい。
いつもカメラ写りを気にしているようでは…。
これが今風の若者のもしくは冒険家の姿なのだろうか。
こういうスタンスでは話題にはなってもエベレストへの偉業達成は厳しいと見た。
所詮、冒険と金とは縁がない。