日産ジューク試乗

前々から試乗したいと思っていたが何故か直近の日産店に試乗車がない。
結局ちょっと離れた別の販売店で試乗を志願した。
エンジンはキーではなくボタンで始動した。
走りだすとわかるのは少し固めの乗り心地。
ボディ剛性が高いと判断した。
デザイン重視の車体の室内はやや狭くキューブとは発想がちがう。
車高が高い割にはハンドリングは極めてナチュラル。
動力性能はとりあえず合格。
エンジンは1.5Lでボディサイズからするとやや非力だと想像したが
さすがに新型車だけあってその辺は良く考えられている。
燃費重視の設定のCVTは無理せず発進、加速する。
回転数が2500あたりからトルクが出てくる感じだ。
このへんは運転者に燃費走行の指針となるだろう。
燃費走行したければこのくらいの回転数にしろということ。
セールスマンが盛んに説明するのがセンターコンソールのボタンだ。
CVTの設定をECOやSPORTSに変えられる。
SPORTSにすると高回転型に変わる。アクセルを緩めても回転数が下がらない。
下り坂で有効な感じだ。
同じ場所のボタンがエアコンボタンを押すと表示が代わりエアコンの設定ボタンになる。
何を書いているのかわからない方は是非本物で確認して欲しい。
文章で説明するのは難しい。
このクルマは動力性能とかコーナリングというよりはデザインとかボタンの表示というのがウリのクルマだ。
乗り心地やコーナリングなど合格点であるのだが変に奇をてらったところが今ひとつだ。
出来ればクリーンディーゼルエンジンを載せるのにベストだと思うのだが。