新築一戸建ての照明、電球か蛍光灯か

別に一戸建てに限ったことではないが、照明選びはみなさんどうであろうか。
一昔前は天井中央にどんとシーリングライトの蛍光灯がくっついていた。(今でも多い)
ところが丸い蛍光灯が3本にしろくて丸いカバーをつけた蛍光灯はいかにも安っぽい。
とのことで、一時白熱灯のシャンデリア風が流行ったりした。
特に最近はやりの吹き抜けの玄関やリビングではこの形でしか部屋の中央を照明出来ない。
ところが当然数個の電球では暗いので天井に埋め込み型のダウンライトが多用される。
ほとんどのモデルルームがこのパターンと思っていい。
今や和室でもダウンライトは使われている。
ところがである。
電球は一つ60から100Wである。
音楽を聞きながら静かにワインを飲む、などのシチュエーションでない限り
リビングは明るくするだろう。(子どもがいればなおさら)
となると10畳程度のLDKで1000W前後の電気を食う事になる。
あるオタクでは入居したあとにそのことに気づき、電球型蛍光灯に付け替えているという。
ところがこの電球型蛍光灯は意外に高価である。
だったら最初から6000円程度のシーリングライトにすればよいのに、と思ってしまう。
あるオタクでは吹き抜けの傾斜天井にシーリングライトを付けていた。
これはこれでカッコ悪い。
私も天井が高いのはあこがれではあるが、引換に照明や光熱費で苦労するのも気がひける。
我が家の居室は当初の見積ではカッコいい電球型のファンがついているような照明が
設定されていたが、お願いして安いシーリングライトに変更してもらった。
おかげで予算も多少安くなったし維持費はかなりちがったはずだ。
困ったのが玄関や階段や廊下の照明。
電球が少し小ぶりのもので従来の電球が使えない。
こぶりなのでデザイン性に優れダウンライトなどに使い易いのだろう。
ところがこの電球がよく切れる。
というわけでホームセンターに行って安い電球むき出しのシーリングライトを購入して天井に付け替えた。
多少見てくれは悪くなったが、こういう所の照明は目立つものでもないので問題なし。
普通の大きさの電球にしてから球切れはほとんど起こさない。
よく、こういうところの電球を電球型蛍光灯にする人がいるが逆効果。
消費電力は少ないがつけっぱなしにする場所ではないので電気代は殆ど変わらない。
さらに明るさは蛍光灯はかなり暗く感じる。
さらにそうそう簡単に球切れしないのであれば安い電球の方が最終コストは安くなる。