Windows Vistaの大失敗をふまえて巨人マイクロソフトが動き出した。
第一弾 ＸＰ対応
Windows Vistaの失敗はＸＰが良すぎたこと、広まりすぎたこと。
従って、Windows Vistaの流れの７はＸＰとは基本的に相容れないところもあるが
今回は上記の多くのユーザー、特にビジネスユーザーのために
ＸＰの互換モードを付け足す。というよりそうせざるを得なかった。
第二弾 対応マシン
それをふまえてさらに言えば機械に対する要求度が高すぎたことだ。
そこまで重くして、すなわち多機能にして誰が得をするかだ。
特にビジネスステージでは全く受け入れられず失敗した。
個人向けには、もともとＯＳの選択肢がなかったため
仕方なくWindows Vistaを利用している人も多いだろうけど。
今回は基本的にビスタのマシンであれば問題なしとのことで
初めて現行マシンで問題なく動く新ＯＳとなった。
１ＧのＲＡＭでも動くとのレポートもありこの辺はビスタの反省が生きている。
第三弾 価格設定
これまでWindows Vistaに限らずＯＳの価格は数万円するというのが一般的。
ところがＤＥＬＬなどで5万円でＰＣを売っているという不整合がつきまとう。
おかげでＭＳは不正コピーには目をつぶり、プリインストールで稼ぎ
ショップで正規版を購入する人が馬鹿を見るという構図ができあがった。
そこで、今回はバージョンアップ版で1万5千円台、さらに先行予約で
1万円を切る価格設定にしている。
使わない機能に多額の出費をするのはいやだ。
ＯＳとして基本的な機能とその価格を望む、という人の価値観にきわめて近づく。
インターネットとオフィスソフトを使うのがほとんどの人たちに
Windows７にバージョンアップする意義がどこにあるのか疑問は残る。
−−−−−−
これからＰＣを購入するのであれば、あえてＸＰを再インストールする
必要がなくなるのは良かったと言うべきか。
