エア・カナダ機が滑走路を外れ立ち往生 成田空港


成田空港B滑走路は本来の位置よりも北側にある。
反対派の土地買収が進まずに暫定的な運用になった。
誘導路も迷路のように曲がりくねっている。
慣れないパイロットが間違って使っていない誘導路に入ってしまった。
B滑走路はすぐに閉鎖になったのだから、車両を使ってとっととプッシュバック
してしまえば良さそうなものだが、何かルールがあるのだろう。
ずっと置きっぱなしになっている。
おかげで、アプローチ機はホールドさせられて、遅れが出ていると言う。
滑走路2本、うち1本は離陸に使えない暫定的な滑走路。
日本の表玄関が聞いて呆れる。
台風の通過の直後の受難の成田空港である。
さて、その台風。
熱海のニューアカオが話題になっている。
随分前にあのレストランで食事をとった。
眼の前に大きな岩があって、意外に眺望が悪い。
さらに夕食は外も暗いので打ち寄せる波が下の方に見られる程度だった。
場所が場所なだけに波に対する対策はできていると思っていたが。
昨日もここで書いたが自然を侮ってはいけない。
自然がいいとか自然を満喫するとかよく聞くが
これは人間のエゴから出た言葉だ。
ガラスやコンクリートの人工物に囲まれた窓から見える自然がいいと言っているだけ。
お役所が作った公園を見て「自然はいい」などと言っている人がいる
都会、もしくはその近郊に住めば自然災害に遭う危険は極端に減る。
そのかわり、人工的な環境に文句は言えない。
ほぼ一年中エアコンをつけっぱなしの家、マンションは少なくない。

台風の影響が残る


昨夜は蒸し暑く久々にエアコンで就寝。
8時頃に起床した。
台風一過かと思いきや、雲は多いし時たま雨が降る。
関東地方でも西側はまだ雨が降っていると言う。
時たま上空に羽田アプローチ。今日は南風荒天ルートか。
レーダーを見ると上空はスカスカである。
夏休みの休日の羽田という感じではないね。
昨日の多くの欠航便が強く影響しているのか。
さらにアプローチ機を見ているととんぼ返りの機体が。
岡山便、岡山上空をしばらく飛んだあと羽田に戻ってきた。
条件付きとはいえ大変なことだな。
乗っている客も気が気ではないだろう。
台風の欠航で昨日から待っていたのだろうけど。
私は土曜日のクルマでの小旅行をキャンセルした。
実際は午後から天気が荒れたので、午前のドライブは普通にできたかもしれないが、
この年齢になると「なんとかなる」とは大抵は思わなくなった。
特に気象や自然に関わることは「君子危うきに近寄らず」である。
台風が接近しているというのに、空港に行って飛行機に乗ろうとする家族連れを
ニュースで映していたが、親はどんな気持ちなんだろうね。
若い親なら仕方がない面もあるが、いい歳したおじいさんらしき人が
欠航だから困っていると言う。
飛行機自体は危険なことはないが、台風の風雨の中を子供と出かけることに
危険を感じないのかな。
渋滞に何時間もはまることを苦にしない人たちだから
空港で何時間も足止めされることも楽しんでいるのだろう。
それはそれで空の旅の楽しみ方ではあるが。

台風の週末


朝から雨が降ったり空が明るくなったりを繰り返していた。
11時ごろから強い雨が降るようになる。
14時過ぎに母親と近くのスーパーへ買物。
この時間になると強い雨だけでなく風も吹くようになってきた。
16時頃帰宅。
この時間が風雨のピークのようだ。
17時を過ぎると雨は降っているが雨音は聞こえなくなる。
羽田は夕刻よりほぼ滑走路閉鎖のような状況だ。
アプローチだけでなくディパーチャーもほとんどない状況だ。
この時間台風は相模湾沖と思われる。
さて、母親の家で天気はどうなるかとテレビをつけたが
天下のNHKは深海のイカの話を永遠にやっている。
なんとその後「半分青い」だ。
風雨はどんどん強くなるし、情報が欲しいところだが
NHKの選択はイカと連ドラ。それもどちらも再放送。
どれだけの人が「受信料を払ってよかった」と思っただろうか。
残念なことに、全チャンネルくだらねー番組、再放送を垂れ流していた。
テレ朝のニュース枠が一番早かったかな。
なんだかんだ言っても
結局の所、どこの川も氾濫していないし、災害も起きていないし
避難ナントカも出ていないし、実は大したことがなかったということだ。
そうなると、今度は「想像を超える災害の危険」という話がどうなのかとなる。
まいどまいど、この世の終わりのように災害の危険を発表していれば
本当に危なかった西日本豪雨のようなときに、人々は簡単に動かなくなる。

台風12

関東地方はそれていってくれるそうだ。
東京近辺は雨が適度に降って、よいおしめりになった。
そもそも、夏の高気圧に覆われて日照りが続いても
台風がやってきて雨が降る、辻褄が合うように自然はできている。
数日、過ごしやすい日が続いたが週明けから猛暑が戻るそうだが。
私はすっかり夏バテなんだけど、よくよく考えたらまだ7月なんだよね。
いちいち異常気象とは書きたくないが、まあ異常な方だろう。
前回の冬が寒冬だったので、実は平均気温にすれば平年並みなんだな。
自然は不思議なバランス感覚でできている。
今回の台風が異常な進路だと言われているが
そもそもが7月から8月にかけての盛夏の台風は迷走するパターンが多い。
まして温暖化で赤道付近で台風が量産されればこの時期の台風も増えるわけで。
昼過ぎから台風の直接の影響で風が強くなってきた。
それと同時に風向きも変わって蒸し暑くなってきている。
もう一つ
実は本日、某サーキットでのメーカー主催の走行会に誘われていた。
素人の集まりなので攻め込むような走行会ではないが、楽しみにしていた。
ところがこの悪天候、昨日の夜には雨天決行とのメールが届いていたが
朝の雨で欠席の連絡。
若かりし頃なら「雨で滑りやすいのも楽しい」と思ったかもしれないが。(笑)
先日の旅行中の軽い熱中症といい台風といい今年はツイてない。

文科省また幹部逮捕 

いろいろな考え方はあるが、文科省はなくてもいいお役所の一つだ。
どんな仕事をしているか、一度説明を聞いてみるべき。
教育というのが大儀なんだろうけど
それぞれの自治体にも教育委員会なるものがあって
国、県、市町村と何重にも同じような内容が。
それが何を意味しているかは歴然、既得権益がそれだけあるということだ。
教科書会社は検定に文科省、採用に地方の教育委員会にへいこらしているわけで。
だれもこの関係がクリーンだとは思わないし思えない。
大学入試でも然り。
定期的に制度を大幅に変えて、業者を儲けさせている。
教育を食い物にしている一番の悪者なんだなあ。
入試制度は大学に、学校関係は自治体の教育委員会禅譲してしまえばいいのに
既得権益はどうしても手放せないらしい。
その一部がこうしてニュースになっているだけで。
大半は自分たちのルールで合法化している。
教科書を薄くしたり厚くしたり、順番を変えたり内容を変えたり
やらなくてもいいことをひたすら改革と名付けてやり続けている。
当然、奴らの既得権益のしわ寄せが学校現場に。
生徒や教員がひたすら嫌な思いをするだけという構図が50年以上続いている。
文科省の仕事は学校の仕事だけではない。
国家レベルで考える研究や資料もあるだろうからぶっつぶせとは言わないが。
まあ、仕事作業は今の2割程度でいいだろうね。
8割の役人はやらなくてもいいことを一所懸命やっている。
さらにそんな仕事作業に血税が役人一人あたり1000万円使われているというのはなんとも。
もう一つ
多くの学校は夏休みになったそうだが、
教室にエアコンがあるかないかがニュースになっていた。
教育にうるさいと言われる千葉県と愛知県が都市圏のエアコン普及率の最下位レベルだそうだ。
実はこれにも裏があって、本校はエアコンがありますという学校も
教室には確かにあるが、理科室や美術室、職員室にはないという学校が多い。
生徒は教室でずっと勉強していればいい、教員は関係ない話、
というのが文科省の答えなんだよね。
今どき外気温が35度の時期にエアコンのない鉄筋コンクリートの建物の中で
仕事をしろというのが、働き方改革の以前におかしいと思ってしまうが。
文科省の建物もエアコンを切るか、せめて室温30度ぐらいにしてほしい。
こまめに水飲みゃいいという感覚から少し進歩した考えになるかもしれない。

五輪音頭を歌おう

東京五輪2年前とのことで、テレビを見ていると既にお祭り騒ぎ。
災害に苦しんでいる人もいるから不謹慎、などと不謹慎狩りをするつもりはないが。
いろいろな意味で飽和状態の東京に世界中から人を集めてどうするつもりなのか。
交通や宿泊などの見通しを立てているそうだが
お役人の見通しと予算ほどいい加減なものはない。
ポイントは見通しが全然だめだった場合に誰も責任を取らないこと。
だから、オリンピックありきの適当な数字を並べていれば給料がもらえるわけだ。
逆に「これでは危ない、実行不可能」などと本当のことを言えば左遷だろうな。
次に
特に今年多く言われていることだが、この気候である。
梅雨明け直後の東京で運動をやるというのがなんとも。
50年前のように10月中旬でちょうどいい。
温暖化が進んだ今では11月くらいがちょうどいいかも。
五輪音頭で浮かれている連中にはどうでもいいことなんだろうね。
そもそもがまともに運動したことないような人たちが決めているフシがある。
テレビも多額のおカネを投入しての放送権、
いまさら水をさすことも言えずに、楽しみだと浮かれたことしか言えない。
さらに
マスコミと企業と行政が総出で五輪音頭である。
権威のある評論家やニュースキャスターも音頭をとっているのみ。
絶対とは言わないが、高い確率で直前に梅雨末期の豪雨災害が起きるだろう。
数年前に関東でも茨城で水害が起きたが都心に直接の影響はなかった。
しかしながら、都心付近に水害が起きないという保証はない。
週末に関東に来る台風。風水害は夏の時期は常に心配だ。
さらに、
通勤通学している人ならわかるが
ちょいと電車が5分10分遅れると各駅とも大混雑。
車両故障や停電などで1時間2時間運転見合わせとなれば
直通運転している路線を中心に大混乱になる。
各駅で4カ国語で駅員が放送してくれるのか。
そのときになって、五輪音頭を歌っていたキャスターや評論家は何と言うつもりなのか。
本気で心配すると左遷され、浮かれていれば仕事が続く。
マスコミも行政も守銭奴ありき、信用が置けない。
唯一、安心していいのは大規模なテロが起きないことかな。
今のところ。

暑くない」

私らは飛行機を見に行くわけだが、
考えようによってはパイロットからしてみると
ジロジロ見られるのはそれほどいい気もしないのではないか。
大抵は「皆さん応援ありがと~」と手を降ったりしてくれるのだけど
たまには無愛想なパイロットもいるにはいる。
飛んでいるT4の後ろの席をよくよく見るとこちらを見ているのがわかる。


北九州に居たときに関東の猛暑で40度超えというニュースを見た。
九州はそれほどではないにしろ、この時期35度くらいは当たり前だ。
滑走路エンドでの撮影も1時間ぐらいが限度。
私以外のカメラを持った人たちは「暑いねえ」と言いながら
日陰などで談笑しているが。
夕刻、レンタカーで北九州空港にもどったときの第一印象は
「暑くない」
涼しくはないが、このくらいなら外に居ても我慢できるか。
だいたい30度くらいだろう。
さすが海上空港である。
さて、飛行機に乗って羽田、電車に乗って自宅近くの駅に降り立つ。
このときの第一印象は「暑くない」
帰宅すると部屋の中は大変なことになっていた。
昨日までの40度近い気温を溜め込んでいた。
部屋の温度計は36.5度を示していた。
窓を開けて風を通す。
外気温は30度くらいだったか。
おかげで昨夜は網戸でよく寝られた。
今日も休暇をとっているので10時過ぎまで網戸からの風ですやすや。
話は長くなるが
そもそもの暑さの原因は北太平洋高気圧。
赤道付近が暖められると水蒸気が蒸発、上昇気流を作って低圧帯になる。
その空気が下がってくるところが高気圧になる。
赤道付近の熱が高気圧の強さになる。
さらに南シナ海やインド洋の上昇気流が落ちるチベット高気圧も強かったそうで
ダブルパンチで猛暑となったと説明されている。
ところが、赤道付近の上昇気流がつくる強い低気圧の台風がくせ者。
台風の地球環境の役割というのがある。地学で勉強する。
大きな波を起こして海水をかき混ぜるのだそうだ。
表面の高温と深層の低温が撹拌されて気温を下げる。
そらにプランクトンや溶け込んでいる養分なども撹拌するため
海洋生物にとってもありがたい存在なのだそうだ。
すでに日本のはるか東側を北上した台風のおかげで
東北では一気に気温が下がっとある。
さらに小学校でも習うが台風がカラカラの地面に恵みの雨をもたらすわけで。
というわけで台風が関東に近づいているそうである。

羽田北九州の機窓から


私の席は左側。
機窓を楽しむには不利な向きだが。
まず羽田を離陸してしばらく南に向かう。
横浜あたりから右に旋回して西向きに。
三浦半島のつけ根に横須賀軍港。
米軍も海自も空いていた。

ここから湘南。
鎌倉の街。

湘南の中心。
江ノ島から鎌倉、伊豆大島まで見える。

この角度からだと、三浦半島から房総半島まで見える。

相模川河口、左が茅ヶ崎、右が平塚。

小田原から真鶴半島。

箱根。
手前が外輪山、真ん中に早雲山と地獄谷。

雲の切れ間に芦ノ湖、奥に三島、さらに奥は修善寺か。
奥の山は天城山

この雲の下が富士山山頂。

富士市富士川

大井川。

天竜川。
地図で確認しないとわかんない。

これはすぐに分かる、浜名湖

豊橋、渥美湾。

伊良湖まで見える

知多半島。奥に英虞湾。

セントレア知多半島

マニアックな写真、堺市の古墳。
私の時代は仁徳天皇陵と教わったが。

大阪中心部。
海に突き出た空き地は欲に目がくらんだ奴らのカジノになる予定。

手前が神戸空港、奥が関空
機体の真下が伊丹かな。
無駄な行政が集約されている。

明石海峡大橋と淡路島。

鳴門海峡

高松

瀬戸大橋が見える。

松山。

北九州空港が見えてきた、

北側に回り込んで南風アプローチ。

着いた。

ついでに帰り道。
またまた南側の席になってしまった。
松山空港

徳島空港

新島空港
と滑走路しか目に入らない。(笑)
ああ疲れた。

北九州に行ってきた


毎年恒例、この時期の築城基地である。
熊谷で41度という新記録を別府のホテルで見た。
九州も暑いには暑いが、40度というのは海沿いではないね。
それでも今年度はインドアの仕事がメイン、
さらにエアコンのきいた部屋の仕事が増えたので暑さには弱くなっていた。
いきなり軽い熱中症になってしまった。
頭痛、吐き気、汗が出るというまあ普通の症状だ。
さて、築城基地
初日は午後からの参戦だったが、その日はいろいろな基地から
T4が出張訓練だったそうで。
私が撮影したのは那覇基地のマークだった。
相変わらず、芦屋のT4、レッドドルフィンは切れのある飛行をしていた。

楽しみな東京五輪

あと2年だそうである。
梅雨明け直後の東京で行うオリンピック。
楽しみである。
平時の今でも毎日数千人の人が熱中症で搬送されるこの時期である。
まず、競技の日程が発表。
暑さの対策として1時間開始時刻を早めたそうである。
朝の7時なら30度ぐらいでスタートできそうだ。
これなら選手も観客も安心である。
次に、イメージキャラクターの名前が決まったそうで。
見るからに可愛くもないし特徴もないし。
小学生が選んだから、というアリバイを作っての発表である。
子供を盾にすれば怖いものはない。
テロリストの考え方だな。
次に
各種目の入場券の価格が発表された。
人気のない、日本人のメダルの可能性がない種目で数千円から。
人気種目や開会式などは数万円から数十万円だそうである。
これなら私達庶民も楽しく観戦できそうである。
家族で2ヶ月ぐらい飲まず食わずで貯金すれば感動のシーンが見られる。
さらに
各競技会場の建設費が数百億円、周辺の整備や道路なども含めれば
数兆円の大プロジェクトだ。
オリンピック後の施設の運営は理想的な運用がなされたとして
それぞれ毎年数億円の赤字になるそうだ。
タワーマンションに「夜景が綺麗だ」と入居する金持ちや
代官山、麻布、銀座のレストランで「これで1万円なら安い」という金持ちが
うようよしている東京だから、しっかり税金をふんだくって穴埋めすればいい。
さらに
ここ数年、毎年のように春先から夏にかけて地震や気象の災害に日本はあえいでいる。
被災者以外は災害には無縁の東京で五輪を楽しめばよい。
それが復興だとか、被災者に勇気を与えるとか言えばかっこがつくだろう。
被災者には芸能人やマスコミが集める一般人の募金を渡せばよい。
五輪の儲けは企業と役人と一部の金持ちで山分けだ。
残った負債は東京の庶民の税金でナントカするから、企業も役人も懐は傷まない。
こんな楽しいことはない。
そりゃあ、真夏の東京でオリンピックやろうなんて思うわけだよねえ。