2倍になった国の五輪予算2197億円

この「国の五輪予算」とは2019年度までということだ。
1000億程度のコンパクトな五輪という話だったが嘘だった。
ネットで検索したが、扱いがあまり大きくない。
理由は簡単、マスコミも乗っかっているからだ。
マスコミはすでに公平中立ではない。
五輪で一儲けしようと企んでいるわけで。
昨日の朝の情報番組で、おじいさんMCが
「ゴールデンに決勝戦ができないのなら、アメリカでやれ」と言ったそうだ。
そうしたら、五輪関係者が「だったら日本の放送局が放映権料をもっと払え」
としゃあしゃあと言っていた。
嘘の数字の予算で招致したのも、放映も全部カネのためなんだ。
その上、入場券は5万とか10万とか。
貧乏人のために2000円とか5000円もあります、と言っていたが。
もともと興味がなく、おカネもない人の税金が投入されるのは面白くない。
F1やサッカーのように完全に民営化した上で受益者負担でやってほしいね。
もう一つ
ちょっと前までは世界の観光客が選ぶベスト観光地に京都等の日本の観光地が入っていた。
ところが、最近は上位から落ちてきているらしい。
理由は、行ってみたらやたら混んでいたということだ。
日本人の消費は元気がないということで、外国人に依存したいらしいのだが
狭い日本にはそれほどのキャパシティはない。
年間何千万人と高らかにうたっているが、なんの効果も価値もない。
バブルの頃に乱立したリゾートやテーマパークが次々に潰れていったように
そのうち外国人にもそっぽを向かれることだろう。
日本はそういう価値観を作るのが苦手なんだな。
カネをかければなんとかなるという古くからの日本的考え方が蔓延している。
ディズニーにしてもUSJにしても外国の文化ではないか。
京都や北海道がテーマパークのような売り方をしているが
もともとそういう価値観ではない。
五輪のような大きなイベントをやればなんとかなる、と本気で思っている金の亡者たち。
どんなに理論的に説明してもわかってもらえないのだろうね。
さらにひどいのが、3.11などの災害の復興というこじつけ。
被災地や被災者も金儲けの手段になっている。
梅雨末期から五輪期間。ここ数年、豪雨災害が起きている。
2020年に起きないという保証はない。
それでも「日本頑張れ」と浮かれた報道、放送を続けるのだろうか。
おカネのために。