米航空会社 客引きずり降ろす

ニュースの論調としては引きずり出すとはけしからんというもの。
それに対して、ネットの住人は右へならえとばかりにけしからんコメント。
飛行機の中で中国人(?)がごねて出発できない、
となれば警察が出動は止む得ない。
もう1つの疑問が、航空会社が本当にそこまでおかしな
ブッキングミスをするのか、ということ。
今のところ、航空会社が謝罪という形になっているが。
動画が出回って、批判が先行してしまったために大人の対応ともとれる。
その辺の経緯をバカマスコミは報道すべきだし
ネットの住民は軽々しく批判すべきではない。
もう1つ
去年、羽田から九州方面へ旅行した時のこと。
搭乗ゲートで次の便に席を譲ってくれないか、というアナウンス。
当然、料金や謝礼でキャッシュバックがある。
もともと、格安ツアーの私らには旅程の半分が無料になる勘定。
急ぐ旅でもない、と心動いたが
レンタカーやその日の行程に無理が生じるため諦めた。
私らは無理やり降ろされたわけではないが、旅にはそんなこともあるにはある。
ごねて警官の世話になるというのも中国人ならではかな。

週末は古い映画を、ラスト・アクション・ヒーロー

シュワちゃんは大好きな俳優である。
彼の出演作はほとんど観ている。(全部ではない!?)
ターミネーターの成功により80年代中盤から90年代前半まで
彼の全盛期といえるだろう。
彼の良さが100%発揮されたのが「コマンドー
理屈抜きで面白い。
しばらくはこの路線でいくことになるわけで。
その集大成とも言えるのが「ラスト・アクション・ヒーロー
これまでの刑事モノ、アクションモノをパロディして大いに笑わせてくれる。
時期的にはT2を成功させたあとぐらいになるのかな。
仮想と現実を行き来するなんていうのはターミネーターのパロディだ。
クレジットを見ると製作総指揮にシュワちゃんの文字。
シュワちゃんがやりたかった、もしくは振り返りたかった話なんだろう。
そういう意味で、シュワちゃんの最高傑作と言えなくもない。
上司が主役の刑事を怒鳴り散らすなんていうのはダーティハリーからのド定番だし。
映画好きな子供がハリウッド映画の違和感を面白く伝えている。
90年代までのアクションモノはこうあるべきといいたいのかな。
そしたら
シュワちゃんが政治家をやめて映画に復帰したら立て続けに派手なアクションモノに。
年をとってもシュワちゃんシュワちゃんなんだ。

週末は古い映画を、リーサル・ウェポン

マッドマックスで名前が売れたメル・ギブソンの代表作になった。
5年ぶりか10年ぶりに見たわけだが。
改めて見てポイントを。
刑事の最初の出会いの直後の会話で、拳銃の話になる。
映画の公開は、調べてみると87年。
その当時のハンドガンの話題といえばベレッタ92Fだろう。
映画ではポスターまで92Fを全面に押し出している。
2年後、ダイハードでもブルースが使って人気は爆発した。
ちなみにロボコップも93Rを使っていた。
80年代はベレッタの時代であった。
警察や軍隊の正式銃でもベレッタが採用され
銃大国アメリカのコルトなどのメーカーは面目ない状況に。
なんて思いを馳せるのも楽しい。
逆に出てくるクルマは70年代風のビッグ・アメリカンのクルマ。
多くがオープンカーだ。
80年代前半にバック・トゥ・ザフィーチャーが日本製品を揶揄していた。
アメリカ社会の真ん中に外国製品が侵入してきて
違和感を覚え始めた頃だったのではないだろうか。

シリア攻撃

アメリカ軍は最大の軍隊である。
軍隊は戦争をする集団だから、戦争をするのである。
当然、日頃の訓練も実戦を想定しているわけで。
ここで問題になるのが、訓練だけやっていればいいのかということ。
果たして訓練だけで軍隊のモチベーションが保てるのか。
これは人間だけでない、機械も同じである。
ずーっとアイドリングだけではエンジンが調子悪くなる。
定期的に戦争に参加していないといろいろな意味で維持が大変だということか。
蒸気船に驚いた文明開化の日本だって30年後には
日本海で戦争をしていたわけで。
さらにアメリカには巨大な軍事産業がある。
戦争には無限にお金がかかる、ということは無限にお金が流れるわけで。
銃規制と並んでアメリカ社会の難しい面である。

夜桜見物

花見など趣味ではない。
特に人工的な桜並木を見て素晴らしいとも思わない。
さらに咲き誇る桜の下で馬鹿騒ぎする人の気持もわからない。
と、さんざんイヤミを言った上で近所の桜を見に行った。
普通の県道なんだけど、2キロにわたって桜並木になっている。
特に地元の商店街があるわけでもなく
特に団地や住宅地があるわけでもなく。
したがって、はた迷惑な提灯やライトアップもない。
ただ、道路の水銀灯が桜を照らしている。
私のミスは望遠レンズを持っていったこと。
並木がわからないね。

寝台列車「583系」秋田でラストラン 


写真は去年にディズニーに来たものである。
583は私が好きな車両の一つである。
座席が寝台になるなどのギミックがついつい話題になってしまうのだけど
私が注目したのはこのデザイン。
それまでの151、181のボンネット型から離別して鼻が短くなった。
通称ゲンコツと呼ばれる特急型の標準デザインだが
183系が1972年に登場する前にこのデザインは完成していた。
さらに、その後の赤い特急とは違って寝台の室内高を確保するために
屋根が運転席から同じ高さで続いている。
新幹線のような統一された編成美を感じてしまう。
これが12両13両編成で在来線に運用されていたわけで、迫力あった。
私は関東の人間だから、東北線常磐線のゆうずる、はくつるはつかり
仙台に旅行する時、485系ひばりに乗っていたが
583は特別なときに乗るものだと勝手に思っていた。
現存する583は近くで見ると塗装がだいぶくたびれていたり
屋根や足回りが汚れていたりと、よる年波を感じていた。
実走できる歴史的な車両を古くなったからとスクラップにしてしまうのはいかがなものか。
クラシックカーの維持におカネがかかることはカーマニアなら常識。
豪華寝台列車に1晩数十万円。支払う金持ちも多いと言うではないか。
ぜひそういう金持ちからおカネをいただいて現状保存してほしいものだ。
新幹線車両にしても片っ端から捨ててしまって、あとになって後悔するのは目に見えている。
カネがかかるから保存しないというのなら、博物館や美術館を全否定だ。

受動喫煙「日本の対策時代遅れ」WHO幹部

私も10年以上喫煙者だったので偉そうなことは言えないが。
マイルドセブンが230円ぐらいのときにやめてしまった。
手取り月に14万ぐらいだった私に毎日200円を喫煙する勇気は無かった。
喫煙者には1日1箱じゃ物足りないらしいが。
私はライトスモーカーで1日3本から5本程度。
いつでもやめられる態勢にはあったけど。
少なくとも食事の前や食事中にタバコは吸わなかった。
味がわからなくなるじゃないか。
20代のアホな私にもそのくらいのことはわかった。
さらにデート中もタバコは吸わない。
どうしても吸いたくなったときは「お願い、1本だけいい??」と言った。
「あら、吸う人だったんだ」とびっくりされた。
というわけで、吸っていた時代でも食事中にタバコを吸われると嫌だった。
吸わなくなってからはさらに敏感になる。
ファミレスに入る時「おタバコは?」と聞かれる。
「吸わない」と答えたのに隣の席でプカプカ。
仕切りもない分煙などなんの意味もない。
そもそも同じ部屋で分煙などというのはよくよく考えれば非論理的。
多くの店主は禁煙にして客が減ることを心配しているそうだ。
私は壁紙がヤニだらけの店で美味しいものを食べる気にならない。
もつ煮の美味しい大衆居酒屋があるのだけど、煙草臭くてまた行こうとは思わない。
そのうち、繁華街の客引きで違法カジノみたいに
「うちはタバコ吸いながら酒が飲めますぜ」と言われるかもね。

乳児ボツリヌス症で死亡=国内初、蜂蜜が原因

興味深いニュースである。
親の無知が招いたというのが直接原因。
しかしながら、前例がないという。
そうなれば、親の無知ともいいがたい。
話は違うが
今からうん十年前、初めて犬を飼った。
私が拾ってきた子犬だった。
初めてのことで何もわからないまま溺愛した。
しつけがダメだったのはおいといて、食べ物が問題。
普通に残飯やお菓子を与えていた。
10年以上生きたのでダメというわけではなかったが
変に太ったりしてちょっとかわいそうだった。
私が実家を出た後、またまた私が犬を拾ってきた。
実家で飼うことになったが、父親は慎重だった。
ドックフード以外は与えない。
15歳まで嘘みたいに元気な犬だった。
まるで不老不死。
ところが、15歳をすぎると目や耳がだめになり
それでも1年以上生きていたが、力尽きた。
正しい食生活は、長生きさせるのである。
人間の場合も
離乳食に何を与えるべきなのか、先人の知恵を信じるべき。
アレンジなどしてはいけないのである。
ちなみに子供は野菜が嫌い、食も細い。
それを無理やり食べさせるというのが教育だった。
今は違う。
たくさん食べるのを良しとはしない。
ただし、お菓子などの間食はいけない。
間食無しで、ジュース無しで食が細いぶんには問題ないのである。
どうせ、成長期になればお腹が空くのである。
私も子供の頃、好き嫌いが激しく、ひょろひょろで周囲を心配させたが
なんのことはない、10歳を過ぎて成長期に入るとひたすらご飯を食べていた。
10歳から17歳ぐらいまで、年間5~9センチも背が伸びた。
おまけにこの時期の大食いが響いて30過ぎてからは肥満に悩む。
食べないに越したことはない。
子供のときにガリガリなんていうのを気にすることはない。
無理に食わせることのほうが残酷なんだな。

年度初めの1週目が終わる


年度初めの1週目が終わった。
なんとも長い5日だった。
環境が変わり、周囲の人も変わった。
その上、年度初めの行事やら会議やら。
ヘトヘトになって早々に帰宅する。
まだ明るい。日が長くなった。
早速缶チューハイを飲み始めると空が賑やかだ。
カメラを持って屋上に上がると、羽田アプローチがILS、南風荒天になってた。
見ての通り、風は強いが青空である。
羽田管制から私へのプレゼントということでありがたく受け取った。
残念ながら月とカブルことは無かったが。
機体の下に太陽光が当たっているのがわかる。

ラットスタイルが流行り

後輩からおかしなメールが来た。
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最近流行りのラットスタイルとか言うらしい。
加工じゃなくてあくまでもナチュラルだから。
うす汚いのが「ラットスタイル」
ラット=ドブネズミだもんね。
MINIに限らず、様々な車で流行っているらしいですけど。
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後輩のMINIはオリジナル塗装のまま。
屋根などは半分は塗装がおちている。
「それがいいんだ」というのだけど何がいいんだかさっぱりわからん。
新品のジーンズをストーンウォッシュしたり、切り裂いたりする感覚か。
ちぎれたジーンズを見て「かっこいい」というやつが多いらしい。
薄汚いクルマやジーンズは理解できないが私なりに考えてみた。
最近、街を走っていると前も横もアクアということがよくある。
この5年間売れに売れたからな。
同じ色が並ぶことも珍しくない。
3億円事件で今使うならアクアだろう。
すぐに景色に埋没してしまう。
というのが、お好きでない人たちの選択肢がラットスタイル。
そもそもジーンズも外見はほぼおなじ。
ジーンズだけで自分らしさを表現するのは難しい。
だからちぎるというのもなんだが。
クルマも国産車は数年経てばすぐに古臭くなるが
MINIやビートルは何十年間もモデルチェンジ無しで生産されていた。
裏を返せばみんな同じ形なわけで。
変なキャリアを屋根につけたりする足し算か
ぼろぼろになるのを楽しむ引き算か。
違っていたら笑って済ませてください。