隔週刊 F1マシンコレクション★<第7号>

◆今号のコレクションモデル◆
ウィリアムズ FW14B(1992)/ナイジェル・マンセル
だそうである。
先日、FW15を購入したばかり。
こういう売り方は反則である。
FW15は当時のウィリアムズの最高傑作に間違いはないが
マンセルがドライブしたFW14の方がセンセーショナルだった。
あの無冠の帝王のマンセルがチャンピオンシップをとったのである。
マンセルの豪快なドライブと繊細なFWとの取り合わせがよかった。
当時のセナにドライブさせたら多分15勝はしただろうけど。(笑)
セナとマンセルの接近戦に当時のファンはしびれたものだった。
マシンとしての完成度は15なんだけど印象としては14がいいなあ。
欲しいなあ。

レコーダーの外付けHDD

せっかく4K対応のBDレコーダーを購入したのだから
たっぷり録画して楽しもうと、amazonで3TBの外付けHDDを購入してしまった。
先日届いて早速接続。
レコーダーに認識させると設定は完了。
テストにレコーダーのHDDからダビングしてみた。
150分の映画が2分で移動できた。
USB3.0は速いのである。
満足してレコーダーの電源を切る。
んん?? 
HDDのランプが消えない。
今一度テストしてみると、やはり電源が落ちない。
夜遅かったので、明日の宿題とした。
翌日、ネットで調べるとそういう事例はそこそこあるそうだ。
対策をチェックして早速実行。
多く書かれていたのが、クイックスタート機能をオフ。
さらに無線LAN機能をオフ。
やってみたがレコーダー電源とリンクしない。
万策尽きてその夜はオシマイ。
さらに翌日、調べてみると、
「しばらく経ってみてみるとHDDの電源が落ちていた」という。
というわけで、電源を切ってしばらくして見てみると
おおっ、ランプが消えている。
つまり外付けHDDは自分のペースで電源管理をしているということらしい。
直属の上司のオン・オフに即座に同調しない、まるで私のようなマイペース。
まあ、電源が落ちることはわかったので良しとしよう。
レコーダー本体が1T、外付けが3T。
10倍速程度なら3年から4年は使えるだろう。

ロストバケーション映画評

先日有料放送で観た。
人食いサメが出てくる、というだけでB級の香りがプンプン。
南の島、ということできれいなお姉さんの香りがプンプン。
主役のお姉さんはそこそこお年を召しているようだがスタイルは良い。
ただし、怪我をされていて大変なことになっている。
パニック物と思いきや、サメが次々に人を襲うわけではない。
トーリーの大半は主役のお姉さんの一人芝居。
相手はサメ1匹。
ものすごく単純な設定なんだけど目が離せない。
よくできた映画である。
さらに、何よりおすすめなのがきれいな映像である。
海水の透明感、海の青さが再現されている。
ついでにお姉さんの怪我の度合いもリアルに表現。
クラゲに刺されたあとも克明に見ることができる。
4kBDも発売されているそうで、ビデオチェックに使えそうである。

シン・ゴジラ映画評

昨夜は帰宅して夜に2本も映画を見てしまった。
BDでレンタルしたシンゴジラである。
評判が良いのは知っていた。
ただし、何がいいのかは観てのお楽しみにしていた。
前半は4kBDもあるという高画質とは程遠い、お役所仕事のドタバタが中心。
誰かのコメントにもあったが、3.11の民主党政権を揶揄しているようで面白い。
感心したのは前評判通り、目線が常に人間なのである。
直接、もしくはニュース映像のように撮影している。
だから、変なリアリティがあって画面に引き込まれる。
ゴジラが暴れていて引き込まれるのではないところがすごい。
ゴジラ映画だからゴジラが大暴れするのを見たいと思っている人の評価は低いだろう。
実際、ゴジラはただ歩いていただけ。線状に街が破壊されているだけだ。
ラストの方でようやくいろいろ光線を出して大暴れとなるのだけどね。
自衛隊が全面協力というポスターがあったが、
実際は陸自の木更津のヘリ、どこかの10戦車だけだった。
F2や護衛艦はチョイ役。
結末はわけの分からない…、まだオンエア前のものだからネタバレはこの程度で。
最後に、石原さとみが変な役で登場。
意味不明の上、キャラ作りも失敗している。
この手の映画でかわいい女優はいらなかったか。

エヴェレスト映画評(岡田准一のやつ)

映画公開時、テレビCMですっごい映像というのを見た。
楽しみにしていた。
原作もいいと評判だ。
前半の岡田くんの紹介や阿部寛の経緯などは緊張感があってよかった。
ところが真千子ちゃんが出てくるあたりから話が間延びした感じ。
そもそもそんなかんたんにエベレスト山の5000mのベースキャンプまで行けるものなのか。
ツッコミどころ満載になっていく。
岡田くんの立ち位置や仕事や阿部寛への思いなど、描写がベタで。
阿部寛は伝説の登山家という設定で演技は素晴らしかったが
最後のアタックのところがどうもしっくりこない。
さらに吹雪のエベレスト山から岡田くんの生還あたりはベタベタ。
どこかのスキー場でロケしたのではないか。
せっかくエベレストまでロケしたようなんだけど
エベレストの山容の表現がほぼ定点カメラのようで立体的ではない。
せっかくのすごい映像なんだけど、CGやどこかから引っ張ってきたように見えてしまう。
この手の映像はもっとドキュメントタッチで描いたほうがいいのでは。
剱岳のように。
アマゾンなどの評価もやや低めになっているのはなんとなくうなずけた。

パン屋と愛国心

小学校の道徳の教科書検定でパン屋を和菓子屋に変えさせられた、
というニュース。
この話は17年前から使われていたそうだが、
教科としての道徳にはふさわしくないそうだ。
パン屋のどこがふさわしくなくて、和菓子屋のどこがふさわしいのか、
という議論がネット上で散見される。
日本の伝統文化が薄っぺらな愛国心で評価されている。
戦時下の言論統制のようだ。
敵国語を使わない、と野球でもすべての単語が日本語に置き換えられた。
名残は今でもあるけどね。
敵国を支持するような発言をすれば憲兵隊にしょっぴかれる。
アメリカの経済力、工業力を軍部でさえわかっていないというのが敗因。
というか、知ってれば戦争なんかしかけないわけで。
今の学校教育に敵国云々という考えはないのだけど
パン屋を和菓子屋に書き換えさせた、という話は70年前の亡霊のようだ。
80歳以上の人には感無量なんだろうか。
もう一つ
シリアで化学兵器が使われた、というニュース。
よくよく考えるとあそこは内戦なわけで、同じ民族同士で殺し合いをしている。
日本では400年前にやめたことなんだけどね。
同じ民族に化学兵器、となれば日本では1990年代のオウム事件だろうか。
サリンやVXという平和な日本では初めて聞くような物質。
そこまで行ってしまえば組織としてもおしまいだな。
実際、オウムはそれで終わった。(ハズ?)
旧日本軍も731部隊が有名だ。日本はボロボロになって敗戦。
ナチスも同様だ。
だめなものはだめなんだな。
シリアの苦難も先が見えてくるのか。

過労死

新年度になり新入社員のネタがテレビで散見する。
必ずと言っていいほど出てくるのが電通だ。
例の女の子が自殺したという話。
関連して、いろいろなニュースやコメントがネットでみられる。
今日みたのは「逃げる」というネタ。
逃げるというと聞こえは悪いが…という話なんだけど。
基本的に仕事というのは最大限の努力と集中力で成り立っている。
8割とか5割では許してもらえない。
精神的に限界だからと、出力を8割にすれば
「もっとガンバレよ」となるわけで。
さらに追い詰められて「辞めます」と言えば、とりあえず開放されるだろうけど
その後どうするのか、という話になればなんの補償もない。
辞めたら最期、後の何十年の人生は惨憺たるものになりかねない。
中には新しい人生でうまくいく人もいるだろうが、その可能性は極めて低い。
家庭を持ったり子供がいたりすれば、もう逃げられない。
もし会社辞めて過労死は防げても、つらい日々は続くのである。
自分にあった職業、職場というのが理想論だが。
昨日、人気女子アナのカトパンがバラエティに出ていたが
たいした趣味はないそうである。
仕事が大好きな人は、それが趣味だから何の問題もない。
私のように社会不適合者がなんとか生き残るには
自分を助ける趣味を持つことが大切だろうね。
アイドルに稼ぎと休日の全てを使ってしまうというオタクをテレビで見るが
社会不適合者のそれなりの生き方なんだな。
自殺するより、会社を辞めて生活保護になるより、よほどマシということなんだろう。
実際のテレビ番組では「こんなオバカが」という論調なんだけど
こういう選択肢がある、という編集なら多くの過労死が防げるかもしれない。

茨城空港、百里基地


平日の休みを利用して先月百里基地へ行った。
嫁さんは「年度末は飛ばないんじゃないの」と言っていたが、女の勘はあたり。
戦闘機の格納庫の扉はすべて閉まっていた。
西門近くのポイントは旅客機鑑賞にはいいんだけど、737しか来ない。
それでもこの角度で離陸を楽しめるのは全国でも少ないだろう。
ファントムは飛んでなかったが、ブラックホークはバタバタと飛んでいる。
さらに青い機影、U125が低空をぐるぐる飛んでいる。
するとブラックホークが滑走路の向こう側でホバリングを始めてロープをたらした。
救難訓練のように見える。
その間、U125は上空を旋回し続けている。
その旋回もかなり半径が小さい。
多分、U125の性能ぎりぎりの旋回なんだろう。
バンク角も深いし。
結局、この訓練が終わると消防車も引っ込んでしまった。
午後に期待することなくとっとと家路についた。
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長い1日


年度初めの1日である。
新しい環境、知らない人達、会議とストレスが溜まる1日だ。
新人は入社式を終えてから午後に各職場に赴任である。
そんな門出を祝うかのように夕刻、空は暗く曇り、ゴロゴロ。
私はとっとと退勤、家に着く頃にポツポツ降り出した。
久しぶりに雷鳴を聞いた。
レーダーを見ると北側の雷雲を避ける飛行機が見える。
雲は1時間ほどで去って月が見えた。

C3POジェット


羽田で撮影を楽しんでいる友人からライン。
C3POジェットが離陸、そちらに向かったと言う。
というわけで、カメラを持って外に。
南から上昇している機体を発見。
ものすごい逆光なんだけどなんとか撮影できた。