なくすならなんで作ったの! …クルマの車庫証明ステッカー

先ほどトヨタの不正問題の記事を読んでいた。
先日ここで書いたのは、どこのメーカーも国交省の定めた合格基準より遥かに厳しいテストをしているというもの。ところが紙ベースの認可のためにやらなくてもいい作業をやらなくてはいけない。
今日Yahooニュースで読んだのはそれはなぜか、というもの。
面倒な型式認定をすることでポンとでの新進会社の参入を防いでいたという。つまり業界を守るためのシステムだったというのだ。さらに日本に入ってくる輸入車も自然に淘汰される。輸入車が高価なのは関税や輸送費だけではない。国交省の基準をパスするために大変な費用がかかるようだ。だから利益の低い200万円以下の外車は日本で売られることはない。自動的に500万円以上のプレミアムカー輸入車ということか。VWのように規模が大きく台数も稼げるなら200万円のポロもあったけどね。

さて、今日の表題。Yahooニュースにあった。
記事の内容を説明する必要もあるまい。そもそもなくてもいいものだった。ディーラーでクルマを買うとフロントウィンドウに車検シールと点検シールが貼られる。気を使ってかずいぶん小さくなった。さらに表記の車庫証明ステッカーを貼るわけだが、多くの営業マンが納車の書類に挟んでいて「自分で貼ってください」と言うそうだ。
大きく見栄えが悪いあのシールを勝手に貼るとオーナーの美意識に合わない場合、えらく文句を言われるそうだ。あんなシールどこに貼っても外観を悪くするだけだが。
さらに貼り忘れたとしても、おまわりに止められて「なんで貼ってないのか」と詰められたという話も聞かない。そもそもが車庫証明がなければナンバーは取得できないのだから。
強制保険もバイクはナンバーにシールを貼れと言われる。こちらは車検がないので任意で入らなければならないから。
それより強制保険を任意保険とうまく合わせることはできないものかね。だめなのはわかっている。年齢による加算があるからだ。ただ、任意保険も人ではなくクルマにかけるということなので対人対物について一部を強制保険に入れてもいいのではないか。車検費用が上がるのは嫌だが、任意無保険の奴らが事故を起こす確率が高いのも事実だ。それに多くの人は任意保険も加入するから維持費の総額は変わらない。