阿波おどり、暴風警報でも強行

前回の私のブログはその14日20時の雨雲レーダーの画像がある。
徳島は台風本体の外側の雨雲がかかっている。
阿波踊りの運営に関しての悪い話は数年前からワイドショーで何度か見ている。日本で3本の指に入る有名な盆踊り祭りである。それなりの集客もあるし、有料席の売上もそこそこの金額になるだろう。少しぐらいの風雨でやめるわけにはいかない理由がある。
地震があると職場に出動しなければならない、は公務員あるあるネタである。仕事に命をかけろというのは阿波踊りだけではない。
ここまでくればあとは結果論、実際に被害がでたりけが人が複数出たとすれば、初めて責任追及するしかない。うまくいっているのに「責任を取れ」とはならないよね。
ここからは推測だが、運営側は台風接近でいくつかの方策を考えていただろう。雨なら多少強くてもできる。風が出てきたら観客の傘が飛ぶ様になったところで中止にしよう。などなど。

静岡で大雨、竜巻
竜巻は昨日のことのようだが、今日も大雨は続いていると言う。

新幹線が静岡県内で止まっているそうだ。
台風一過という言葉があるがこれは偏西風に流されて移動する「秋台風」の言葉だそうで、夏台風は秋台風の常識が通用しない。台風が通り過ぎてもあちこちで雨が降り続いている。夏台風は動きが遅いし動く方向も予測しにくい。

台風は自然界の現象である。海水温が上がって水蒸気を含む上昇気流が活発になったところでコリオリの力で渦になる。実は自然界の平衡現象、台風ができることで海がかき回されて海水温が下がるのだそうだ。そして真水が降り注ぐことで気温も下がる。地上では恵みの雨になる。温暖化が進むと台風が強くなるというのは、自然が生み出した地球環境を保つためのシステムなのである。
台風6号は沖縄付近を10日間もウロウロしていたが水温の下降は確認はされたが狭い範囲、限定的だったときいた。人間が進めている温暖化は多少の台風程度では効果が少ないということ。当然自然は平衡を保とうと台風をたくさん作ったり、台風の強力化をするだろう。人類は大いに困るだろうが、自然は「お前たちのせいだろう」と力を緩めることはしない。