トヨタ、脱炭素化で最低評価 環境団体がランキング発表

というニュースを見て驚いた。
トヨタはどこよりもCO2排出削減に取り組んでいる会社だからね。記事を読む。
**グリーンピースは報告書で、トヨタの2020年の世界販売に占めるEVや燃料電池車(FCV)の割合はわずか0.12%だったと紹介。**
まあそんなことだろう。あるカテゴリーだけで全体を判断するというのはアホの団体がやりそうなことだ。
EVや燃料電池車がCO2無しで走ると思っている。電気を作るのにCO2を出しちゃうのだよね。水素を作るのにCO2を出しちゃうのだよね。
脱炭素社会の決めてはそこにある。つまり社会全体が脱炭素にシフトしているかということ。その点日本はバッチリ化石賞だ。
しかしである。
トヨタは1990年代からHVシステムを完成して今となってはほぼ全車種がHVが存在するし、実際HVが一番売れている。メーカー全体の生産車数と単位あたりのCO2排出量、EVなどは電費から逆算だな、を算出すべきだろう。テスラのようにEV専門メーカーには及ばないがアメリカメーカーに負ける気はせんけどね。
世界で最も売れている日本メーカーを叩きたい気持ちはどこの国もどの団体も一緒ということだ。
これまたアホが大反対しているが、日本も2011年以前の発電システムに戻れば世界でもトップクラスの脱炭素なんだけどね。原子力で死んだ人はほとんどいないけど温暖化の影響で死んだ日本人は3.11以降でも数千人数万人になるのではないか。
海水温の上昇、低気圧の発達、豪雨や大型台風というのはすべてが温暖化の影響ではないが温暖化がなければ死なずにすんだ人もいただろうに。