「バイキング」来年3月終了

今のご時世、とんがった番組で8年というのは大成功ではないか。
バラエティとワイドショーのちょうど中間、ニッチなところを攻めていたことでも評価できる。さらにわざとらしいとはいえ、坂上忍のとんがった(ようにみえる)MCも良かったのではないか。
逆にCXの方に許容量がなさすぎて、1時間番組を他局のワイドショーにぶつけるように2時間にしたところに無理があった。CXも坂上忍も限界を超えていたわけで。もう少しCX側がちゃんとサポートする体制を作っていれば10年行けたのではないかと思っている。タレント使い捨ての悪い風習が残っているのだよね。

もう一つ
関東で日曜日昼過ぎに地震アメリカで竜巻による大被害。
昼飯を食ってPCの前でぼんやりしていたところでの地震だった。最初に突き上げるようなドーンという一撃、震源が関東東部であることを示している。その後強い揺れがグラグラ来たのでそのまま大きくなり震度5程度まで、と思ったが揺れはすぐに収まった。震源の深さは50km、プレート境界の上部、関東大地震の予想震源域である。もう少し海寄りでもう少し浅ければ3.11東日本大震災震源域になる。小笠原方面の火山活動や関東からトカラにかけてのプレート境界の地震は日本の地下が活動期であることを示している。さらに関東大震災から100年、周期的にあの程度の地震が起きてもおかしくない。
アメリカで竜巻というニュースは珍しくないのだが12月というのがキーワードらしい。季節外れということ。竜巻を起こす積乱雲は温度が大差の空気がぶつかる必要がある。12月なら寒気だが、アメリカでも記録的な高温が続いたそうだ。まさに温暖化を具現化した災害である。強い台風(ハリケーン)や竜巻などの被害の増加は温暖化が原因としか考えられない。それでも日本とアメリカとその他の大国は経済優先の政策を取り続けているわけで。ある意味仕方がないことだ。日本でも頻発する豪雨災害や台風被害は経済の裏返し。甘んじて受けるしかない。もし本気で環境問題と対峙するのならエネルギー消費の総量規制をするしかない。
それをいいたくないからカーボンニュートラルとか適当な言葉でお茶を濁している。○○対策をするためにまたエネルギーを使ってCO2を余分に排出するわけで。アイツラはどれだけCO2を出すかが結論としては実績になる。データでは日本は多少のCO2排出減少になっているがそれはコロナ不景気によるものだ。