イルカと海水浴

海水浴場に野生のイルカが入ってきてけが人が出た、というニュース。

怪我をしたのは40代60代の男性、子供などは関係ないらしい。
考えるに、イルカに向かって行ったのではないだろうか。映像や報道で見る限りイルカは小さく子供のイルカだと感じる。もともとイルカは好奇心が旺盛な行動を取るので人間にも近寄ってくる習性がある。船と一緒に泳ぐイルカの映像をよく目にする。
骨折だとか噛まれたとか、なんだか大変な凶暴な報道ではあるが、もしイルカが人間に本気で体当たりしたり噛み付いたりすれば、それなりの死傷事故になっているはずである。子供のイルカがじゃれた程度の怪我だと推察した。

よく学生や後輩に言うのだけど、人間を食物連鎖の等級付するなら草食動物の弱い方、うさぎやネズミに近いと考えられる。多くの人が人間は食物連鎖のトップに居ると勘違いをしている。
実際、生身の人間は子供のイルカにぶつかっただけで怪我をしたとか、クマやイノシシが道路に出てきただけで逃げ回っている。とても食物連鎖の頂点にいるとは思えないね。
さらに動物保護とかを勘違いして、本来の人間との棲み分けを無視して保護したため、どこの農家でも野生動物の被害に悩まされている。クマやイノシシや鹿がこれ以上増えても環境に悪いだけなんだけど、法律を管轄する役人や議員がまるで事前環境や農業に興味関心がないので、山林の環境は悪化する一方である。
私達は適度にイノシシや鹿の肉を食べるべきなのである。先日我が家は熊本から馬刺しを仕入れた。ちょっとお高いが美味しいのである。工業的に太らせたような豚肉や牛肉や鶏肉だけを食うのではなく自然の恵みをもっとありがたく食すべきなのだが。