お盆とイノシシ

分科会の尾身茂会長は5日夕方、臨時の記者会見を開き、「お盆休みが近づく中、次回の分科会の開催を待たず、政府に対して帰省に関する提言をすることが責任、役割だと思った」とし、政府への提言内容を公表した。
というニュース。
このあと政府も似たような会見をしているのだけど。
毎日の報道を見聞きしていれば今さら聞かなくてもいい内容だな。
有識者も政府も私らを心の底からバカだと思っているらしい。
実際そういうバカがいるのだけど、1億分の数百、数千という割合だ。
このご時世に実家に孫まで集まってワイワイやろうという人たちがそんなにいるか。
失うものがない人たちならワイワイやる人もいるだろうが。
私らにはコロナに感染したときの失うものが大きすぎる。
もう一つ
福岡の町中でイノシシが現れたというニュース。
警官らなどが大捕物を行った。
そしてようやく捕まえたのは子供のイノシシ。
その結末はその場で殺処分だそうだ。
半日何も悪さをしていない子供のイノシシを人間どもが追い回し
恐怖を十分味あわせてから殺すという、ある意味一番残酷な殺し方だ。
こんなことがまかり通る日本の自然保護、動物愛護とはなんなのか。
最初から害獣は見つけ次第殺してしまうほうがよほどスッキリする。
人間の都合で畑を荒らす鹿や猿は殺してはダメで
何もしないイノシシやクマはじゃんじゃん殺すのである。
あちこちでゴミを撒き散らすカラスは殺してはダメで
鶏もも肉唐揚げは大量消費である。
アホの役人は100年前くらいに作られた法律を盾に
自分たちの正当性を声高に主張するのだろうけど。
自分の小学生の子供にちゃんと説明できるのかね。