12月車検だった私のトヨタのコンパクトカー。とは言ってもダイハツのOEMだが。
車検から上がってきてしばらくすると、メーターの画面にアラート。
うーむ、ピッタリ3年で電池切れか。うまくできているな。
ただし、いくつか資料を見ると2年交換という文言があった。長持ちしたほうか。
頭の良い私は妙案が。
そうだ、キーロッカーの中にスペアキーがある。あれはまだ一度も使っていない。これであと2年は使える。と、ロッカーを探すと新品のスペアキーがでてきた。
翌日、このキーで買物に出かける。そしてエンジンを切るときに驚愕するのである。
画面に「キーの電池残量が残りわずか」が表示された。嘘だろ。ともう一度エンジンをかけて確認してもアラートが出る。
ここでポイント、使ってなくてもカードキーの電池は減る。
電池は2032、家電店で税込み400円、100均でも買うことができる。我が家は郊外でも田舎の方で近くに100均がない。そこで、アマゾンで購入することに。ついつい中華製のいかにも粗悪なものを選んでしまうクセがある。税込み送料込みで10個600円ぐらいだったか。
数日後、電池交換。youtubeでやり方を確認、5分もかからず交換終了。
翌日、このキーで買物に出かける。そしてエンジンを切るときに驚愕するのである。
画面に「キーの電池残量が残りわずか」が表示された。嘘だろ。ともう一度エンジンをかけて確認してもアラートが出る。
うーむ、悪夢を見ているようだ。
取説を見てもディーラーのサービスに聞いても、電池交換すれば復帰するはずだと言う。
とすれば、あの中華製の電池が粗悪品だったか。
万策尽きて、休日にディーラーへ。症状を確認してもらって、スペアキーと2つとクルマをメカニックに渡した。
10分ほどでキーを2つ受け取る。メモがついていて電池の残量電圧が書かれていた。交換した方は3.0V、古い電池は2.8V。古い電池はたしかに消耗していたわけだが、交換した電池は指定の3Vである。ただし、本当の新品電池は指定電圧より少し高めに出るはず。そのへんはさすが中華製である。
中華製電池は長持ちしないというのは本当のような気がした。
原因を調べているので、少し待ってくれとトータル30分近く待たされた。
そして、担当者が一枚のプリントを持ってきた。
かいつまんで言うと、クルマはメインキーとスペアキーを認識するらしい。
つまり、もし私がメインキーの電池切れに気づき電池交換をしていれば、サービスの担当が言うようにもとに戻るはずだった。ところが、私はスペアキーを取り出して使ってしまった。そこでクルマのシステムが混乱してしまったというわけだ。
実際、電池切れのキーをもう一度使えばもとに戻る(戻った) という簡単な解決方法だったのだが、こういう文書が存在するということで、もともとのプログラムエラーということになる。
ポイント
ダイハツ製のクルマは、特に大きな不満はないのだけど、ちょいちょい作り込みの甘さが出てくる。