日産サクラを試乗

久々に日産店に行った。何故か昼過ぎ空いていてすんなり試乗できた。
基本的にスタンダードな軽なのでデザインや大きさは他と代わり映えはしない。あえて奇をてらわないデザインにしたと言うべきか。
乗り込んでみると目につくのがメーター類のダッシュボード、ほぼ直立していてハンドルの向こう側のスピードメーターもディスプレイのみになっている。
サイドブレーキは自動で解除、ドライブレバーはプリウス風。ブレーキはデフォルトがホールドされていてブレーキペダルから足を離してもクリープが起きず止まっている。接客に出てきた4月入社の新人君とその教官みたいな人がセットで説明、試乗も二人共乗り込んできた。嫁さんもいるのでなんと大人4人のフル乗車での試乗である。
大人二人分重いのかそれともモーターの出力がその程度なのか、リーフのような感動的な加速はしてくれない。フルアクセルでぐんぐん加速はしていくが体感ではターボなしのムーブやワゴンR程度かな。ただしガソリンエンジンのようにフルアクセルでウイーンというエンジンの唸りはなく静かに加速している。フットブレーキはあたりが付いていないのかリニアな効き味ではない。回生制御は弱い感じだ。後半はワンペダルモード、こちらのほうがアクセルに対して反応がいいように感じる。そもそもがワンペダルで使う設定なのかな。
足回りはしっかりした感じだがフル乗車のせいかちょいと早いペースでハンドルを切ると比較的早くフロントタイヤのグリップが今一つになる。しっかりした加減速をするクルマなのでもう少しグリップのいいタイヤのほうが楽しいかも。足回りはバッテリーの重量増加で多少は強化されているようで乗りやすいセッティングだ。
中間グレードで見積額は280万円。補助金が55万出るとのことだがすでに納期は半年待ち。年明け頃には補助金予算がなくなるという予測がある。
さらに10万円の自宅の電気工事、5万円強の充電ケーブルが必要になるそうだ。