高木菜那

1985年4月、阪神バックスクリーン3連発という事件があった。何年経っているか忘れたが今でもほとんどの人がわかる。そして何よりも打たれた投手が槙原寛己だったというのも殆どの人が言える。負けた人が印象に残るというのも一つの才能なのかもしれない。
そういう意味で高木菜那はすごいキャラクターだった。金メダルがかかった最終コーナーで2度も同じようにコケた。昨日のニュースでもほんの数分間のこのニュースでコケるシーンを5回~10回は見せられた。高木菜那は当分テレビは見ないだろうなあ。
普通の人間が普通の生活をする上で同じミスを同じところでするというのはあまりない。気をつけるからである。何度もやる人は多分脳の一部が欠損しているのだろう。
ところがアスリートは違う。いつも限界ギリギリのところで競技している。当然自分の弱いところ不得手なところが露出してしまうのである。私がテレビゲームのF1でカナダグランプリのヘアピンをいつも失敗するのに似ている。(笑)
(鈴鹿デグナーカーブもムズい)