まん延防止初日 客足鈍る観光地

まん延防止初日 客足鈍る観光地、というヤフーニュース。まあ当然だろうね。もしニュースにするなら、TVニュースでもうつしていたが人がたくさんの繁華街や観光地だろう。これだけ感染が爆発しているのにそれでもあそこへおでかけする、心を動かす理由はなんだろう。

まん延防止を広げるべき50% JNN、というヤフーニュース。以前に軽症が多く重症化しにくいから、とここで書いた。私は軽症と無症状を混同していた。テレビで軽症だった人の自宅療養のインタビューを見た。体温が39度以上、当然のことながら高熱に伴う倦怠感痛み胃腸の不快感さらにセキ鼻水という本来の症状など数日続くという。インフルで2日程度なのでちょっと長い。
さらに、報道にもあるようにそのまま中等症に進む可能性が何割か。ウイルスが肺に入り肺炎の症状。上記の症状にプラスして呼吸が苦しくなる。一部は酸素の機器が必要、本来は入院だが、というのが前回のピーク時の医療危機だった。本人は生きた心地はしないし肺炎は後遺症もでる。一生苦しむ、気にしながら生きていくことになる。その上に重症があるわけで。
さらにほとんどの場合が2回ワクチンのブレイクスルー。ワクチンを打ったから、というのは何の保証にも言い訳にもならない。感染しにくい、重症化しにくいという効果は1/1000、1/1万の確率に対してだ。

つまりステージが1とか2とか、イエローだとか、マンボウとか緊急事態とか、だからどうするという問題ではない。アホは相変わらず大本営発表を見ながらの行動基準だが、利口な人は常に緊急事態なのである。あんな病気にかかりたくないのである。苦しい思いをしたくないのである。学校や職場を休んで変な目で見られたくないのである。それでも違う土地に住んでいる友人と集まってカンパーイとやりたいということは、すべての苦しみを受け入れます、ということだ。
そんな奴らのために血税を使うべきではない、感染したり発病したりした場合は自宅で自己免疫で治してもらいたい。新型ウイルスをきっちり自分だけで受け入れて欲しい。

この連休に友人と会食(酒あり)する予定だった。そいつは一流企業の管理職の上、自宅でのリモート勤務が5割以上義務付け。嫁さんの医療、私の公務、その友人の一流企業などは感染対策の最前線、感染すれば新聞に出ちゃうからね。
それが二人で静かに一杯飲もうか、というささやかな会食も延期になった。もう他人と会うのはスーパーのレジでビニール越しでしかない。
明日からの仕事も基本的に客に近寄らないし何分も会話することもない。そう考えるとコロナ対策は孤独なんだよね。孤独に耐えられない人から感染しているように見える。
友人はほとんどいないのだけど、クルマの話や飛行機の話をつまみに酒を飲みたいと心から思っている。