COP26 日本は化石賞

昨日のニュースで我が国の首相の演説を聞いてがっかりした。世界に対する恥晒し、恥ずかしい、みっともない、という印象だった。
何よりも数値目標だけで何一つ具体的な対策案が示されていないのがひどい。そもそも実績がないので「わかるだろ」と言われても誰もわからない。
さらに「100億円を後進国にばらまく」と宣言。自国では何もできないのでお小遣いやるからなんとかしろということだ。私の印象は外れていないらしく見事「化石賞」だそうだ。
首相が環境問題に無知無能というのは政治経済の勉強しかしていなかったので仕方がない、が、彼の周りのブレーンも無知無能というのはやはりひどい、恥ずかしいことだ。よくも恥を晒しに地球の裏側まで行ったものだ。
石炭火力が問題なのだそうだが、原発が動かせないのなら同等のコストでとなれば消去法で石炭火力しかないわけで。金の亡者の発想はその程度なんだな。
もう一つ、いい話
温暖化で気温が上がれば夏は空調で余分にエネルギーが必要になるが冬はその逆で空調のためのエネルギーをへらすことができる。熱エネルギーを得るには空気中で有機物を燃やすのが一番簡単で効率がいい。石油ストーブが最も熱効率がいいと思われる。実際はビルの中で石油ストーブというわけにもいかず電気で暖房する。これがけっこうな電力消費になる。一般家庭ででも電気使用量は真冬が一番大きくなる。それが温暖化で抑えられるのなら、悪い話ではないだろう。ただし、今年は寒冬になるという予測がある。
次にいまの若者の消費行動を見ると9割近くスマホに依存している。あんなもの一人がどんなに使ったとしても消費電力などたかが知れている。みんながSNSやゲームに夢中になるというのは環境には良いことだ。もちろん脳の発達や精神的にはおおいにマイナスだけどね。
さらに、都心のイルミネーション・ライトアップに人が集まるというのもレジャーとしてはもっとも省エネではないだろうか。一人あたりのエネルギー消費はかなり少ない。