ISS絶好期

昨日31日からしばらくの期間、ISSが観測しやすくなる。
ISSは自分で発光しないので太陽の光を反射する必要がある。
昼間は当然見えない。
つまり日が沈んでから太陽の光が上空400kmに届いている時間帯だけ見られる。
(早朝の場合も条件は同じだが、起きられない)
具体的には21時ぐらい。
ただし、ISSから見て日没した瞬間に、地球から見るISSはすっと消えてしまう。
オレンジ色に光る点が夜空を音もなく高速で通り抜ける不思議な現象だ。

もう一つ
たかだか4000人や1万人程度の感染で五輪は中止しない、という強気の発言。
いまさら金のなる木を伐採することはしない。しっかりお金を回すことしか考えていないだろう。
そう考えると金のならない木が8月にある。パラリンピックだ。
どのチャンネルも思いついたように中継をする程度、そもそも世間の関心は低いのである。
介助や施設など儲からない上に経費は増える。
できればやらないほうがいい。
というわけでやらないで済む方法というのが今の状況になる。
人気の陸上競技が始まった。金メダルも多い。
今やめるバカはいない。医療の逼迫と感染者の苦しみと我慢を強いられる飲食店や観光や夏休みの子供たちの気持ちを人柱にして五輪は閉会式まで強行される。どうせ無観客で関係者がいくら感染しても国民には関係ないし。東京で1万人、全国で2万人3万人となっていよいよやばいというところでパラを中止と飲食商業施設の全面休業とセットにしたいのではないかと、妄想している。

75年前に大都市の大半が焼け野原になっても本土決戦と訴えた軍部と政府、さらにヒロシマナガサキの悲劇が起きてようやく終戦になるわけで。違う方向を見ている政府を動かすには国民の大いなる犠牲しかない。首相の「国民の安全・安心、命と健康を守る」は嘘である。