「感染者は罪人ではない」

飲食店経営の男性、陽性の体験語る 差別ない社会願う
というヤフーニュース。
差別は良くないのは誰でもわかることだ。
問題なのはなぜ感染したかである。
「男性は1月7日に38.4度の発熱があり、自費でPCR検査を受けた。年末年始は体調を崩しやすく、「いつもの風邪」程度に思っていた。しかし翌日にかかりつけ医から伝えられた結果は「陽性」。感染経路は分かっていない。」
なんだか降って湧いた災難、という感じなんだけど。
これまでの報道や研究で濃厚接触飛沫感染が感染経路である。
本人に全く心当たりがないとなると、その人自身を信頼できないのである。
自分のとった行動に責任が持てないわけで。
誹謗中傷する気はないが、近づきたくないのである。
去年の春先から飲み会やカラオケやキャバクラはだめですと言われていたのに、未だに一部の国会議員は行っているそうだし。
そういう議員の多くは、それなりの批判を浴びて社会的制裁を受けている。
コロナに感染するかどうかではなく、感染するような行動を取るなということだ。
殺人犯人の多くが「殺す気はなかった」という。
刃物を相手に突き刺して「殺す気がなかった」というのはいかにも、である。
同じように、老人施設や医療機関以外の人で感染したというのは、「感染する気はなかった」というだけで実際は感染する行動をとっている。
その核心を隠して「身に覚えがない」と言い、批判差別されるのは嫌だと言っている。
後遺症で苦しんでいる人の話をよくテレビで見る、どんなに苦しいかではなくどうして感染して苦しむことになったのかを証言してほしい。
そのへんをウヤムヤにしているからいつまでたっても新規感染者が減らないのである。
テレビで繁華街や観光地の人出の映像を見るたびにそう思うのである。
実際渋谷や銀座を歩いたくらいでは感染リスクはそれほど高くないのだけどね。
あの人達が繁華街を散歩しただけで家に帰ればの話だが。