東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長

東京五輪パラリンピック組織委員会の会長問題についてもう一度考えた。

その1 失言
古くから言われていることだがあの人は失言の塊みたいな人だ。
いまさら大騒ぎする話でもない。

その2 失言撤回
とりあえず謝罪会見「撤回する、ごめんなさい」と言っているのだからそれ以上もそれ以下もない。
IOCもそれでいいと言っていたわけで。

その3 上げ足取りが大好き
謝っているのに「絶対に許さない」と息まく人々。
カマスコミは「森さんの発言をどう思うか」と聞くまでは良かったが、そのうち「良いか悪いか、どっちですか」多くの人に詰め寄る。
そりゃあ良いと答える人がいるわけがない。
というわけで、世の中の人は会長辞任という意見で一致していると報道。
世論を誘導している。
インタビューに答える一般人も有名人も「許容」という答えを許さない。
これはもうインタビューじゃないよなあ。

その4 後任人事
すぐにJリーグやバスケットボールなどの立役者に名前が上がる。
年齢を聞いて驚いた、森より年上だという。
私が昭和の終わり頃に彼の講話を聞きに行ったことがある。
イメージがほとんど変わっていない。
ところがである。
そういうナアナアの人事の決め方がお気に召さない人がいるらしい。
今日、白紙になったと。

その5 新会長
どう転んでも今年の東京五輪パラリンピックは無理っぽい。
日本がどれだけコロナを抑え込んだとしても、である。
敗戦がほぼ決まったところで最高司令官になるようなもの。
敗戦処理が仕事。
それを足がかりに出世しようという人ならいいがすでに名誉職ではない。
下手すれば戦犯で死刑になりかねない。
できれば森に全うして欲しかったというのが関係者の意見だろう。

その6 女性の話が長い、が
たまに嫁さんの友人グループにお呼ばれして会食するのだが、よくもまあそんなに喋るよなあ、といつも思っているだけでなく口にする。
そのおばさんグループは私のそういう発言も楽しんでいるようだ。
実際そうなんだから仕方がない。
ところがひとたび組織委員会の会長が言ったものならこの騒ぎである。