飲食と医療とコロナ

今日のニュースでのポイントは酒の飲食業の減収と時短要請。
コロナで大打撃は飲食業だけではない。
公務員と大企業社員以外はそれなりの影響、減収である。
特に槍玉に挙げられた酒の飲食業のショックは大きい。
しかしである。
原価100円200円のビールや酎ハイなどを500円800円で売っている。
おいしい商売だからこそ多くの人が従事している。
儲かっているときはいい思いをしておいてコロナになったら全員被害者というのもなんとなく納得がいかないなあ。
そもそも水商売というのは極端な浮き沈みがあるものなのだ。
安定した収入を求めるのなら公務員か大企業の社員になればいい。
もう一つ
コロナで医療機関の経営がピンチだというニュース。
コロナの影響で医療機関に来る患者数が減っているという。
この文章に違和感。
医療機関に来る人、つまり病気や怪我が減っているということ。
実はいいことではないか。
厚労省医療機関も「健康になろう」と散々言ってきたではないか。
それが実現してきたわけで、喜ぶべきことだろうに。
コロナの影響でサロンのように利用していた老人が病院に来なくなったのが大きい。
これもそもそも医療機関に行かなくても済むべき老人が行かなかったということ。
本来の医療に戻っただけ。
病気の人が病院に行くだけ。
それが病院の経営を悪くしている。
つまり今の医療は意味のない老人に対するものが支えていたわけだ。
高額な健康保険料はこうして使われていたわけだ。
コロナに対する感染対策でいろいろな感染症も激減しているらしい。
コロナに感染するのは嫌だが、実は悪い話ばかりではない。
これまで医療が不足という話が先行していたがここにきて不必要な医療が洗い出されているように思える。
コロナのおかげで行かなくてもいい会社、行かなくてもいい外食や飲み屋、
行かなくてもいい旅行、必要がない医療などがわかってきた。
経済はマイナスになったわけだが、湯水のように外食やレジャーにお金を使うという
不自然な生活から身の丈にあった生活へのシフトが進行している。