withコロナ

ここ数日のコロナの報道に新しい流れが見えた。
一つが大きく報道された「ピークを過ぎた」ということ。
マスコミは面白がって沖縄だの離島だのと騒ぎ立てているが
一部地域の拡大だけを騒いでいるだけで全体的にはそれほどでもない。
ここでのポイントは検査数が増えているから感染者数も増えているということ。
ここからがもう一つの流れ。
無症状を患者にカウントすべきかという点。
テレビでコメントしていた医師はインフルを例に上げて解説していた。
インフルのほうが感染者数も死亡者数も圧倒的に多いということだ。
無症状の人にインフルの検査をして隔離することなどない。
インフルの流行期と同様の対応でいいのではないか。
ましてコロナは空気感染しないのである。
もうひとつ
インフルを始めとして私達の身の回りには無数の病原菌やウイルスが存在する。
水回りにできるカビで肺炎になる人もいるわけで。
その中で人から人への飛沫感染に気をつけていればいいわけで。
無症状の人から無症状に感染したとしてもそれは自然の免疫が働いたと判断せざるを得ない。
自然界に存在する病原菌と免疫機能と変わらない。
インフルが流行しても全員がかかるわけではないのと同じではないか。
今回の件で興味深いのは、若者の合宿でのクラスターだ。
一緒に飲食をともにすれば感染するということだ。
これまでの感染症では発症していない人のぶんまでウイルス検査した事例がなかった。
今回は無症状の人にウイルス検査をしたところに意義がある。
前にもここで書いたことだが、不要に大声を出す、飲食の場でしゃべるなどが良くないことが言われている。
これまでレストランや飲み屋でうるさいグループに注意すると喧嘩になったりしたが
これからは大声を出さないということがスタンダードになるわけで。
いいことだ。