安倍政権「日常の政策」を軽視

ヤフーニュース、現代ビジネスの記事
安倍政権、「日常の政策」を軽視し「お祭り政治」に明け暮れた7年のツケ
という記事を見た。
私がよく書いているテーマなんだけどさすがプロのライター。
きっちりと論理的に書いてある。
いくつも強く同感する話があるのだけど着目したのは
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本稿で述べるのは、ブルーインパルスを飛ばしたことそのものの是非ではない。
この件を「医療従事者への感謝のため」とした政府の説明についてだ。
 と言うと、「お前は医療従事者に感謝しないのか」という批判が来るだろうが、そういう話ではない。
そこにどのような論理が存在するのか? という問題である。
 純粋に論理的に考えて、まず「ブルーインパルスを飛ばすこと」が「医療従事者への『支援』」にはつながらないことは自明だ。
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理由づけなのか言い訳なのか、きれいな言葉を使って批判をかわそうとしたり
イメージアップをしようとしている。
そのとき書かれているように論理的なつながりがないことは議論にならない。
営利追求の企業なら無理矢理のイメージアップも必要なんだろうが
行政や公務の場合、「日常の政策」よりイメージアップが先行することはいかがなものか。
肝心のコロナ対策も、大失政と悪名高いアベノマスク、
10万円は地方行政にドンと丸投げしたのであちこちでトラブル。
事業者への給付金も息のかかった幽霊会社に落札させるなど
コロナ対策と言いつつ私腹を肥やす、そういう人に乗っかる奴らが多くて。
論理がつながらない話を信用できないのである。
ブルーインパルスを飛ばすときも、
「コロナで疲弊した人たちに上を見て欲しい」くらいで良かったのではないか。
もう一つ
ブルーインパルスと「医療従事者への感謝のため」なんだけど
なんと医療従事者の所得、賃金が下がっているという。
コロナによって病院の収益が大幅に下がっているというのである。
未知のウイルスに怯えながら忙しい思いをして給料が下がるのは納得できないよね。
医療従事者に必要なのはブルーインパルスではなくて、○○だろう。
この○○を考えるのが政府の仕事ではないのか。