横田滋

昨夜、速報で死去のニュース。
87歳、老衰とのことだ。
私は見ず知らずの一般人にあまり感情移入することはないのだが
横田滋夫妻については別だ。
ちょうど横田親子は私と父の年齢に極めて近い。
さらに何の落ち度もない中学生がさらわれて
犯人がわかっているのに連れ戻せないという無念はさぞ辛いことだろう。
それを人生の半分味わって無念のまま死んでしまうわけで。
拉致被害者は他にも多くいるが、悲劇の象徴のように扱われている。
数年前から横田滋は公の場で見られなくなり体調が悪いことはわかっていた。
それまでも何度か病気手術をしているようで、心身ボロボロ状態だったか。
彼の素晴らしいところは、声を荒げることもなく、弱音を吐かず
感情的になることもなく、冷静に心情を伝えてきたことだ。
素晴らしい人柄でもあった。
と、ここまでは私だけでなく多くの人が共通に思うことだろう。
私は対策を考えている。
以前ここで書いたかもしれないが。
まずスパイを潜入させる。
めぐみが生きているという証拠と居場所を特定したい。
日本にそういう組織があるか疑問だが、アメリカにはある。
スパイのデータを元に奪還作戦である。
ランボー2みたいなのが理想だけど、そうもいかない。
日本なら習志野レンジャー、アメリカではCIAか海兵隊の精鋭で。
ビンラディン殺害で活躍したと言われる謎のステルスヘリ、
もしくは輸送機かオスプレイを海面スレスレで近づいてチームを落とす。
奪還作戦は2派に分かれて、近くで爆発などの陽動作戦
そのすきに奪還チームが連れ出す。
作戦後半、めぐみ他拉致被害者とチームの回収。
日本海に米空母、護衛艦の艦隊を出動、オスプレイで回収。
護衛機は米軍艦載機、自衛隊築城基地小松基地の精鋭が参加。
北に圧力をかけながら無血でチームを回収するのが大事だ。
日本海から東シナ海の作戦行動となると中国、ロシアが察知して
何らかの反応をするはずなので韓国との共同訓練などと発表しておくのがいい。
あとは素早い行動で他国との衝突を避ける必要がある。
北は拉致の問題があるのでやられても公表はしないだろう。
こんなシナリオはいかがだろうか。
私のような名もない作家の脚本ではだめなので
福井晴敏に本を書いてもらって映画化というのも面白い。
北の拉致の問題は政治がだめならせめて映画で少しはすっきりしたい。
横田滋の無念をほんの少しでも晴らしたい。