ニコラス・ケイジ、パシフィック・ウォー、映画評


アメリカ海軍の重巡洋艦インディアナポリス号の話。
有名な話なんだそうだが、私は知らなかった。
マンハッタン計画の最終章、原爆をテニアンに運ぶという任務。
これが主題と思っていたが、その話は40分で終わってしまう。
テニアンからフィリピンに移動というところで日本の潜水艦の餌食に。
日本では軍艦から疎開の子供の乗る船までアメリカ軍潜水艦に
徹底的に沈められて、そのたびに千人前後の死者が出たわけだが
アメリカ海軍ではこの船の沈没が多数の死者となっている。
ストーリーの後半は漂流とサメの餌食という話に。
戦争映画としてはなんとも煮え切らない。
実話に基づくということで納得させられるということか。
ひたすら漂流のサバイバルを見せられるわけで
評価は良い悪い、分かれるところだろう。