軍事マニアと呼ばれても…石破氏
というネットニュースを読んだ。
いつもの彼の持論が展開されているわけなんだが。
さて、前にも自衛隊の設備や装備は古いものを大切に使っている、
という話を書いたが、それでも全国に展開する
陸海空の人員と装備で相当の金額になってしまうのだろうな。
平和になればいらなくなるおカネではあるが、当然のように
この5兆円にぶら下がっている人がその人数だけいるわけで。
死の商人は昔から儲かるのである。
さて、その金額を踏まえた上で
アメリカ軍の全体予算は置いといて、一番高価な空母について。
最新のニミッツ級航空母艦で3兆円という試算がある。
これは建造費ではなくて、何十年かのトータルの運用費。
調べてみると建造費は8000億円とあるが、円ドルレートが100円を切っていたときの
建造なので、今の金額だと1兆円近い。
さらに、艦載機FA18が80億円を始めとして70機で5000億円とか。
原発を乗せて走っているわけで、日本の防衛予算に近い金額になるわけだ。
小国の軍備と1隻が同等というのもわかる気がする。
ちなみに
戦艦大和一隻の建造費は、昭和12年3月の艦政本部予算において
1億3780万円となっているから、今の価格に直せば2700億円くらい。
計算の仕方次第では1兆円を軽く超えるという説もある。
あたご型イージス護衛艦が1453億円、ヘリ搭載護衛艦「ひゅうが」級は1000億円
石破氏の言うとおり、日米安保の意味が数字から見えてくる。
米軍は日本の防衛予算の6割の空母を横須賀に駐留させている。
トランプは安全保障から日本に予算の一部を肩代わりしろと言うかもしれない。