地震の危険

昨日、30年以内に7%の確率というネタを書いた。
するとコメントを頂いた。
あんな内容でも顔と名前をさらして発表しなければならない立場の人だから。
とある。
全くごもっとも。
私のような底辺の人間がとやかく言うものでもない。
それより何より、昨日の夜のニュースから論調が変わってきた。
いつ起きるか、確率はどうか、ということよりも
津波に対する準備をすべきという。
土地を何メートルかかさ上げ工事して、これで安心、というよりも
津波を恐れて逃げる準備をしたほうがはるかに効率的で人命を救う。
そういう観点では意味がある発表だということだ。
もう一つ
危険で言えば、新幹線の台車事件もレッドゾーンだったそうで。
力学的には車軸と台車の支柱をつなぐ部分なので一番力がかかるところである。
車軸は上下動、台車は回転運動なのでねじれる力が働くところ。
しかしながら、鉄道150年、新幹線50年である。
技術者や設計者がわからない訳がない。
その上、新幹線車両はより厳格な点検が義務付けられているわけで。
なのに異音や匂いが出るまでわからなかったというのが何とも。
何が原因なのか、究明しないと大変なことになりかねない。
マスコミの報道を見ていると、どの段階で列車を止めなかったのか、に終始。
違うんだよ、台車に亀裂が入った事自体が問題なんだよ。