和歌山で水道管がいきなり橋から落ちた、というニュース。
そして先日の関東地震で各所で水道管が切れた。
3日間使えなくて困るライフラインは電気より水道ではないか。
電気は便利や金儲けには絶対必用だが水道は清潔に多く使うわけで。トイレで水が流せない、手を洗えない、うがいできないというのは生きるのに困る。
あちこちで水道管の老朽化が話題になっているが、いよいよ目の前の現実になりつつある。
もう一つ
地震で脱輪 舎人ライナー
先日の関東地震で東京城東部からさいたまにかけて震度5強を記録した。
私の住む行政でも震度5弱と発表されたが我が家では4程度の揺れ方だった。これは3.11の被害と比較すれば明らかだ。
震度の計測は一昔は目視、今は加速度計などを用いるそうだが地域による地盤によってもそれぞれの地震で揺れ方は違うのだろう。
基本的に鉄道は地震に強い交通である。新潟地震では上越新幹線の脱線事故が話題になった。
それでも被害は限定的、沢山の人が悲しむようなことにはならなかった。
震度5程度で破壊的な被害は出ないだろうとの予測だが舎人ライナーは違った。
脱線事故とは言っても新交通システム、多分ゴムタイヤの車両、それなのにニュース映像をみて驚いた。
なんと高架橋から大型クレーンで釣り上げて地面におろしたのである。
車体は小さいしそれほど重くない、ジャッキアップしてレールに戻して引きずっていくと思っていた。
たとえ車軸を壊したとしても、ジャッキアップして簡易台車に乗っけて引きずっていくと思っていた。
それがあの大騒ぎで何日も運休というのはいかがなものか。
地震にそんなに弱い新交通システムなどいらないのである。
今の高架橋に線路を敷いて富山や広島で使っている路面電車を走らせたらどうだろうか。そもそもすぐ近くを都電も走っているし。
もしくは一昨年三重県で見学した800mmゲージの軽便鉄道という手もある。
こういうときはシンプルでアナログな機械のほうがいいのである。「新○○」みたいなものはこういう人たちには向いていない。