天空の蜂 [DVD]

大好きな東野圭吾原作ということで、無条件に受け入れてしまう自分がいる。
映画化した時に原作を先に読んだ。
東野圭吾にしては、ちょっと浅いというか単純というか。
内容も高速増殖炉の話が中心で、と、発行年を見ると1995であった。
彼の略歴を見ると秘密や手紙や白夜行より前になる。
つまり、初期の作品、それもアクションなわけで。
アマゾンの評価など見ると、ディテールの設定が甘いと書かれていたが
東野圭吾の初期作品として甘んじて受け入れることにしよう。
二人の主役の子供との関わりの暗い過去とか、
原発に関わる問題点とか、今の東野圭吾はもっとひねるべきところを
わりと単純にさらりと書いているのも特徴。
かぶせるような不幸の連鎖がない。
不幸自慢もさらりなのである。
さて、映画の話。
てっきり設定を現代にするかと思っていたが、原作に忠実に90年代に。
懐かしい自動車が出ていた。
テレビや携帯電話も当時のもので。
今回、唯一自衛隊として登場するUH1なんだけどなんか違うんだよね。
理由がわかった。羽が4枚もある。
調べてみたけど、最新のベイパー系以外は2枚羽だよね。
細かく見ていくとあらが目立って感情移入しにくい。
しかしである。
原作よりつまらないとは思わなかった。
アレンジしたところも含めて、最後まで楽しめた。
評価1という人が多かったが、私は4をあげたい。