連続ドラマW 東野圭吾「ダイイング・アイ」

東野圭吾原作ということで見ないわけにはいかない。
wowowでオンエアの「ダイイング・アイ」を日月曜日で一気に観た。
サイトの評価でも良い悪いが割れていた。
東野圭吾の筆力だから観ていられないというほどでもない。
前半は幽霊だとか謎の女というようなオカルトチックに進む。
東野圭吾としては珍しい展開なんだけど。
やはり慣れていないせいか、ミステリーが解明されていってもしっくりこない。
ツッコミどころ満載のストーリーになってしまった。
やはり謎の女の存在が、その経緯がストーリーと合わなかったか。
急場しのぎに主人公の幻覚ぐらいにしても良かったのだろうが
それでは東野圭吾作品にはならないか。
映像としては同じシーンを繰り返し繰り返し使いすぎていて
後半はうんざりしてしまい早送り。
時系列も水平方向の広がりも無くて、もっと短くまとめられたのでは。
東野圭吾でなければ、2時間観て消去したかもしれない。
もう一つ

酔っ払ったときにポチってしまったようで、ありきたりの777が届いた。
本当は政府専用機が第一志望だったのだけど。
1/200の777はこれで3機目である。
1/400もある。
まあ、世界的にも777は主力機であるからある意味仕方がないか。
エアバス社は対抗に340、380、350とワイドボディの機体を作っているが
777は90年代から30年近く生産が続いている。
747の代替品として登場したのだけど、歴史的な傑作機となった感じだ。
最近ようやく767と見分けが付くようになった。
特徴がないというのは欠点にはならない。
先日、男はつらいよのハイビスカス編を観た。
1980年となっているが、劇中のセリフで
ゴーヤチャンプルーとかシークワーサーなど、さくらたちは知らない。
そんな時代に、寅さんが那覇に向かったのはJALのDC10だった。
トライスターにしてもDC10にしても短命に終わってしまったわけだが
747の次の世代の機体としては777や787につながるデザイン性を感じた。
DC10から767、777は今の航空機のスタンダードになったわけだ。