真夏の方程式、映画評

見たいと思っていた映画である。
ようやく見ることができた。
人気のガリレオシリーズである。
原作は速攻で読んでいたのでストーリーはだいたいわかっていた。
映画は、東野作品らしく余計な脚色なしで淡々と進んでいく。
映像にしてくれたほうが伏線はわかりやすかったかな。
何よりも、日焼けした杏がすばらしい。
なんといっても、今一番の旬の女優である。
原作のヒロインにもかなり忠実だと。
ストーリーとしては前半60分過ぎにはおおかた終わってしまい
あとは謎解きと再現ドラマで盛り上がっていく。
東野作品の泣きの部分が強調される。
個人的にガリレオ特有の科学的な推理とスリリングなストーリーが好きなのだが
どちらかと言うと、手紙とか秘密に近い人情モノに仕上がっている。
TVシリーズとは別に描き下ろしているところが、東野圭吾のすごいところだ。
今後のシリーズに期待したい。というわけで☆4つ。
☆☆☆☆★